平成20年7月25日に群馬県太田市・栃木県足利市で発生した突風及び
群馬県邑楽郡邑楽町で発生した突風について


◆ 資料掲載日

  平成20年7月31日


◆ 概要

    平成20年7月25日に群馬県太田市と栃木県足利市で発生した突風及び群馬県邑楽郡邑楽町で発生した突風について、
    現地調査を行った結果をまとめました。


◆ 本文

 群馬県太田市と栃木県足利市の突風

  • 突風をもたらした現象の種類
    この突風をもたらした現象は、ダウンバーストと推定した。
     (ダウンバーストの根拠)
     ・飛散物や植物等の倒伏から推定した風向に発散性がみられた。
     ・被害は面的に分布していた。
     ・被害の発生時刻、被害地付近を活発な積乱雲が通過中で、強い雨が降っていた。
     ・竜巻の発生を示唆する情報はなかった。

  • 強さ(藤田スケール)
    このダウンバーストの強さは、藤田スケールでF1と推定した。
     (F1の根拠)
     ・住家の瓦が飛散していた。
     ・非住家が倒壊していた。
     ・倒木や樹木の折損が多数みられた。

 群馬県邑楽町の突風

    群馬県邑楽町で発生した突風の原因は、現地災害調査結果などからは特定できなかった。
    また、この突風の強度は藤田スケールでF0と推定した。

  • 突風をもたらした現象の種類
    この突風をもたらした現象は特定できなかった。
     (特定できなかった理由)
     ・被害範囲の形状やトタン屋根等の飛散状況から推定した風向分布や目撃情報からは、
      竜巻やダウンバーストと推定できる明らかな情報がなかった。

  • 強さ(藤田スケール)
    この突風の強さは、藤田スケールでF0と推定した。
     (F0の根拠)
     ・プレハブ倉庫のトタン屋根が飛んだ。
     ・樹木の折損がみられた。

 気象状況

    低気圧が日本海西部にあって、前線が東北南部を通って三陸沖にのびていた。
    この前線に向かって南から湿った空気が入っており、さらに午後は晴れて気温が上昇したため、
    大気の状態が不安定であった。群馬県太田市や邑楽町、栃木県足利市で突風が発生した時間帯には、
    活発な積乱雲が被害地付近を通過中であった。


◆ 問い合わせ先

  前橋地方気象台 防災業務課     電話 027-231-1404
  宇都宮地方気象台 防災業務課    電話 028-635-7260
  東京管区気象台 気候・調査課    電話 03-3212-8341(代) 内線5564


◆ 資料全文

  群馬県・栃木県現地災害調査速報[PDF形式:1465KB]

注)この資料は、速報として取り急ぎまとめたもので、後日内容の一部訂正や追加をすることがあります。


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