平成26年 2月14日から16日にかけて発達した低気圧に関する気象速報


◆ 資料掲載日

  平成26年2月17日


◆ 概要

 2月14日から16日にかけて、低気圧の接近・通過により、関東甲信地方を中心に雪が降り続き大雪となった。特に、山梨県や群馬県、埼玉県では最深積雪を大幅に更新する記録的な大雪となった。また、低気圧が発達しながら関東地方の沿岸を通過したため、千葉県や茨城県では局地的に激しい雨が降り、大雨となった所があった。
 この大雪の影響により、なだれや建物の破損、停電など各地で被害が発生したほか、鉄道の運休や高速道路の通行止め、航空機の欠航など交通機関にも大きな影響を及ぼした。また、大雨の影響で道路冠水や土砂災害等の被害や竜巻など突風による被害も発生した。
 このときの気象状況を取りまとめる目的で本資料を作成した。
 

◆ 本文

  • 2月13日21時に南西諸島で発生した低気圧は、本州の南海上を北東に進み、次第に発達しながら15日明け方から昼頃にかけて関東地方沿岸に接近した後、関東の東を北東に進んだ。また、関東地方の上空約1500メートル付近は-6℃以下の寒気に覆われていた。
  • この低気圧と上空の寒気の影響により、14日早朝から各地で雪が降り続き、関東甲信地方では先週(2月8日から9日)に引き続き大雪となった。特に、山梨県では記録的な大雪となり、山梨県甲府市では月最深積雪が114センチと統計開始以来の極値を更新したほか、群馬県前橋市で73センチ、埼玉県熊谷市で62センチと8地点で統計開始以来の極値を更新した。
  • また、関東地方南部を中心に南から湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となったため、局地的に激しい雨が降り、伊豆諸島や関東地方南部、東海地方の沿岸部などで14日から16日までの総降水量が100ミリを超えた所があった。特に、茨城県水戸市では、日降水量が142.5ミリと2月としての極値を更新する大雨となった。
  • 日最大風速は、14日から15日は太平洋側の沿岸部を中心に、16日は日本海側を中心に強い風が吹き、伊豆諸島や関東地方南部の沿岸で20メートルを超える非常に強い風の吹いた所もあった。
  • 海上は、14日から波が高くなり15日は6メートルを超える大しけとなった。

◆ 問い合わせ先

東京管区気象台 気象防災部 防災調査課   電話 03-3212-3853

◆ 資料全文

東京管区内全体[PDF形式:6,308KB]
  茨城県 [PDF形式:4,210KB]   栃木県[PDF形式:4,807KB]   群馬県[PDF形式:3,372KB]   埼玉県[PDF形式:3,758KB]
  千葉県[PDF形式:2,354KB]   神奈川県[PDF形式:2,322KB]   山梨県[PDF形式:1,711KB]   長野県[PDF形式:4,248KB]
  静岡県[PDF形式:1,893KB]   愛知県[PDF形式:3,321KB]


更新履歴
  • 埼玉県版について、警報・注意報の発表状況を修正しました。(2014.02.26)


注)この資料は、速報として取り急ぎまとめたもので、後日内容の一部訂正や追加をすることがあります。


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