平成30年8月25日に栃木県真岡市で発生した突風について


◆ 資料掲載日

   平成30年11月2日


◆ 概要

   8月25日17時45分頃、栃木県真岡市砂ケ原(いさがはら)で突風が発生し、屋台のテントが飛ばされる被害があった。
   このため8月26日、宇都宮地方気象台は、突風をもたらした現象を明らかにするため職員を気象庁機動調査班(JMA-MOT)として派遣し、現地調査を実施した。
   調査結果は以下のとおりである。


◆ 本文

    (1)突風をもたらした現象の種類
     この突風をもたらした現象は、ガストフロントの可能性が高いと判断した。
     (根拠)
     ・突風発生時に活発な積乱雲が付近を通過中であった。
     ・漏斗雲または移動する渦の目撃など、竜巻の発生を示唆する情報は得られなかった。
     ・突風の発生時に、ガストフロントの通過に特徴的な観測データが得られた。
     ・突風は比較的長時間(10分程度)であったという証言が複数得られた。

    (2)強さ(日本版改良藤田スケール)
     この突風の強さは、不明である。
     (特定に至らなかった理由)
     ・風速を評定するに十分な根拠が得られなかった。

    (3)被害の範囲
     被害が局地的なため、被害の範囲は特定に至らなかった。


◆ 気象概況

     8月25日、関東甲信地方では、日本海にある低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ。
     さらに、日中の昇温も加わって大気の状態が非常に不安定となった。
     栃木県真岡市で突風が発生した時間帯には、活発な積乱雲が通過中であった。


◆ 資料全文

    平成30年8月25日に栃木県真岡市で発生した突風について[PDF形式:1.72MB]


◆ 問い合わせ先

   宇都宮地方気象台  電話 028-635-7260

注)この資料は、速報として取り急ぎまとめたもので、後日内容の一部訂正や追加をすることがあります。


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