平成30年8月27日に東京都練馬区から杉並区にかけて発生した突風について


◆ 資料掲載日

   平成30年10月24日
   (平成30年10月25日訂正、12月5日更新)


◆ 概要

   8月27日19時40分頃、東京都練馬区西大泉(にしおおいずみ)から杉並区浜田山(はまだやま)にかけて突風が発生し、広範囲で多数の倒木(根返り・幹折れ)などの被害があった。
   このため8月28日及び29日に、東京管区気象台は突風をもたらした現象を明らかにするため職員を気象庁機動調査班(JMA-MOT)として派遣し、現地調査を実施した。
   調査結果は以下のとおりである。


◆ 本文

    (1)突風をもたらした現象の種類
     この突風をもたらした現象はダウンバーストの可能性が高いと判断した。
     (根拠)
     ・突風発生時に活発な積乱雲が付近を通過中であった。
     ・漏斗雲または移動する渦の目撃など、竜巻の発生を示唆する情報は得られなかった。
     ・被害や痕跡は面的に分布していた。
     ・突風は強雨またはひょうを伴っていたという証言が複数得られた。

    (2)強さ(日本版改良藤田スケール)
     この突風の強さは、風速約45m/sと推定され、日本版改良藤田スケールでJEF1に該当する。
     (根拠)
     ・樹木の根返り

     《根拠に用いた被害指標(DI)及び被害度(DOD)》
     ・DI : 広葉樹
      DOD: 根返り(代表値)

    (3)被害の範囲
     被害範囲の長さは約9.6km、幅は約3.3kmであった


◆ 気象概況

     8月27日、東京地方では、東日本を南下中の前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む中、日中の昇温が加わって大気の状態が非常に不安定となった。
     東京都練馬区から杉並区にかけて突風が発生した時間帯には、活発な積乱雲が被害地付近を通過中であった。


◆ 資料全文

    平成30年8月27日に東京都練馬区から杉並区にかけて発生した突風について[PDF形式:2.58MB]


◆ 問い合わせ先

   東京管区気象台 防災調査課  電話 03-3212-8341(内線 5564)

注)この資料は、速報として取り急ぎまとめたもので、後日内容の一部訂正や追加をすることがあります。


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