台長の部屋

台長メッセージ

台長

 いつも鳥取地方気象台のホームページをご利用いただきありがとうございます。台長の櫻井敬三(さくらいけいぞう)です。3月29日に鳥取で「さくらの開花」を観測し、いよいよ春本番といった趣です。


 さて、鳥取に赴任して一年が経ちました。この一年を振り返ると、

  1. 記録的な猛暑の影響による熱中症の増加。
  2. 梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ7月13日の大雨とこれに伴う洪水・浸水の発生。
  3. 台風第7号による8月15日の大雨と大雨特別警報の発表。これに伴う洪水・浸水や土砂災害の発生。
  4. 1月1日に発生した能登半島地震によって鳥取で震度4、境港で60cmの津波を観測。
  5. 強い寒気と冬型の気圧配置によって1月24日から25日にかけて大雪が降り、交通機関の乱れが発生。
  6. 3月2日に大山中腹で発生した雪崩に登山者が巻き込まれる。

等の自然災害や事故が発生しました。


 2月20日に発表された暖候期予報によると今年の夏も高温が予想され、風水害の発生や熱中症の増加が懸念されるところです。鳥取地方気象台は適時的確な防災気象情報を提供するとともに、市町村が避難情報を円滑に発令できるよう全力で支援してまいります。県民のみなさまにおかれましては災害の発生が予測されるような場合に、自らの命、家族や大切な人の命を守るため、気象台が発表する防災気象情報に耳を傾け、市町村が発令する避難指示等に従って早め早めに避難するようお願いします。みなさまからの信頼・信用を得られるよう我々気象台職員は日々研鑽に努め、予測情報の精度向上を図ってまいります。


令和6年4月1日

鳥取地方気象台長

櫻井 敬三 



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