震度観測

 震度はその地点における地盤の揺れの強さの程度を表しています。一般に、地震の震源から遠ざかるにつれ、地盤の揺れは弱くなり震度は小さくなります。震度は、ごく近い場所でも地盤等の違いによって異なります。

 軟弱な地盤の上では揺れが強くなり、震度が1程度大きくなることがあります。現在では、震度は体感や被害調査からではなく、震度計により観測・速報されています。

[ 震度計の例 ]

震度階級

 平成8年10月に震度階級が50年ぶりに改訂され、それまでの8段階から10段階に変わりました。
気象庁では、発表された震度情報が地震防災上有効に活用されるため、震度計により観測された震度と現代社会において実際に発生する現象や被害との対応を解説した、「気象庁震度階級関連解説表」を作成しています。

 その後、同表は作成から10年以上が経過し、社会情勢も変化し、必ずしも時代に合わない点も出てきたため改訂し、平成21年3月31日より運用を開始しました。

[ 震度と揺れ等の状況(概要)]