8 月1 日、日本海から南下する前線に向かって暖かく湿った空気が西日本に流れ込んだため、大気の状態が非常に不安定となり、鳥取県では雷を伴い非常に激しい雨が降った。
　アメダスでは、降り始めの7 月31 日23 時から8 月1 日14 時までに湖山（鳥取空港）で170.0 ミリ、岩井で158.0 ミリを観測した。また、湖山（鳥取空港）では1 日08 時26 分までの1 時間に67.0 ミリ（観測史上1 位）、青谷では06 時15 分までの1 時間に59.5 ミリ（8 月の観測史上1 位）、岩井では03 時49 分までの1 時間に49.0 ミリ（観測史上1 位）を観測した。
この影響で、鳥取県では床上浸水が6 棟、床下浸水が9 棟のほか、がけ崩れや道路冠水により交通機関に大きな乱れが発生した。