鳥取県の災害事例

平成25年8月30日から9月4日にかけての鳥取県の大雨について

 8 月30 日から9 月4 日にかけて、前線が日本海からゆっくり南下し西日本に停滞した。一方、東シナ海を北上した台風第15 号及び台風第17 号から変わった温帯低気圧の影響で、前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んだ。
 このため、大気の状態が非常に不安定となり、鳥取県では激しい雨や強い雨の降る日があり、9 月4 日明け方から昼過ぎにかけては断続的にやや強い雨が続き、降り始めの8 月30 日9 時からの降水量が、9 月の平年の月降水量に相当する大雨となった。
 アメダスでは、降り始めの8 月30 日9 時から9 月4 日24 時までの降水量が、岩井で307.0 ミリ、若桜で304.0 ミリ、鳥取で297.0 ミリ、茶屋で267.5 ミリを観測した。
 この影響で、鳥取県では重傷者が1 名、床上浸水が3 棟、床下浸水が11 棟のほか、道路冠水や土砂崩落により交通機関に大きな乱れが発生した。

資料 作成者 作成日 概要
2013年9月3日の鳥取県 における大雨 による浸水害 山がけ崩れ害 その他(雨害) 鳥取地方気象台 2019-12-04 2013年9月3日の鳥取県 における大雨 による浸水害 山がけ崩れ害 その他(雨害)
平成25年8月30日から9月4日にかけての鳥取県の大雨について 鳥取地方気象台 2019-12-04 平成25年8月30日から9月4日にかけての鳥取県の大雨について