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台長メッセージ

台長

鳥取県の皆様、この春から、鳥取地方気象台長を務めることになりました川上徹人です。
 

鳥取県は、南に急峻な中国山地があり、流れ出した河川の水は、千代川、天神川、日野川などに寄り集まって日本海に注ぎ込んでおり、下流の平野部に流水が集中するため、出水期の災害への備えが重要です。近年、全国的に豪雨や局地的大雨が頻繁に発生しており、鳥取県においても、平成19年9月に大気不安定による短時間強雨で県中部に土砂災害が発生したり、平成23年9月に台風第12号による大雨で土砂災害や浸水等の被害が発生しています。

また、県内全域が豪雪地域に指定されており、冬季には雪が多く降ります。県内には大山や氷ノ山に代表されるスノーリゾートがあり、積雪は地域の生活の営みの一部となっていますが、積雪による被害も発生しています。平成22年12月31日から23年1月2日にかけての大雪では、死傷者が発生し、交通機関の運休や車両の立ち往生などの交通障害がありました。

さらに鳥取県では、1943年の鳥取地震で千名を超える死者が発生し、2000年の鳥取県西部地震や2016年の鳥取県中部地震でも負傷者や住家の被害が発生しており、地震への備えも重要です。

このような気象災害等に警戒や注意が必要な時、適切なタイミングで分かり易い防災気象情報を提供するという、気象台としての重要な任務をしっかりと果たせるよう、日々の取組を続けます。また、災害時の被害が少しでも軽減できるよう、防災に対する日ごろの備えを着実に行っていただいたり、気象台が提供する防災情報をより有効に利活用していただくための取組を、防災機関や住民の方々と一緒に協力しながら進めることを目指しておりますので、どうぞよろしくお願いします。