■富山県の気象災害(平成20年) TOPページへ
最終更新日 平成21年1月13日 

平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成21年 気象データ検索

  
■平成20年の気象災害
平成20年1月の気象災害(富山県警 北日本新聞調べ)
■凍結害・積雪害・陸上視程不良害・その他(雪害)(1月16日〜18日)
 16日以降、冬型の気圧配置が強まり、輪島上空には18日にかけて寒気が流入しました。 このため、県内では16日から17日の夕方まで断続的に降雪が強まり、16日09時から17日の09時の積雪深差は砺波で47cmを観測しました。 また、県内は17日から18日にかけ気温の低い状態が続き、両日とも最低気温は氷点下となり、上市では17日に最低気温-6.7℃を観測しました。
 路面への降雪・積雪および凍結により、16日夜から18日の朝までに、県内で車のスリップによる物損事故が計162件、人身事故が24件発生しました。 また、富山空港では視界不良などにより、16日・17日の両日で計3便に最大40分の遅れが発生しました。 このほか、JR西日本では普通列車が10分前後遅れ、北陸自動車道では全線で50km/h規制となるなど、交通機関への影響が出ました。
■凍結害・その他(雪害)(1月24〜25日)
 24日から25日にかけ冬型の気圧配置が強まり、上空には寒気が流入しました。このため、県内では断続的に雪が降り、富山では2日間で計12cmの降雪量となりました。 また、気温の低い状態が続き、富山の25日の最低気温は-3.3℃、平均気温は-0.7℃を観測しました。
 この降雪および低温により、道路ではスリップ事故が多発し、24日夕方から25日夕方までに計120件の事故が発生しました。 このうち、25日朝から夕方までの人身事故は8件で、延べ9人がケガを負いました。
平成20年2月の気象災害(富山県防災・危機管理課 富山県警 黒部市 入善町 伏木海上保安部 北日本新聞 読売新聞調べ)
■凍結害(2月3〜4日)
 低気圧が日本の東海上に抜けた後、4日3時には日本海西部に低気圧が発生し、弱まりながら東南東進しました。富山では3日の午後から夜にかけ雨が降りました。 その後、翌朝にかけて晴れたため、4日の朝は気温が下がり路面が凍結しました。
 4日7時前、射水市の国道472号で大型トレーラーが凍結した路面でスリップし、道路脇の寺の庫裏に衝突しました。 この衝撃により、庫裏の部屋にいた女性が軽傷を負いました。トレーラーを運転していた男性も軽傷。この事故を含め、3日夜から4日朝にかけ路面凍結による車のスリップ事故が47件発生し、12人が軽傷を負いました。
■凍結害・積雪害・その他(雪害)・陸上視程不良害(2月12〜17日)
 2月12日から17日にかけ輪島上空には寒気が流入し、強い冬型の気圧配置となりました。このため、断続的に降雪が続き、この期間における富山の降雪量の合計は65cmとなりました。 また、気温の低い状態も続き、上市では期間の平均気温が-1.9℃となり、平年より2.2℃低くなりました。
 路面の凍結により、県内各地で車のスリップ事故が多発しました。12日16時から17日16時にかけて209件の事故が発生し、合計22人が軽傷を負いました。 富山空港では、13日から17日にかけて富山発着便の5便が欠航、遅延は20便となりました。このほか、北陸自動車道・能越自動車道で速度規制となりました。
■沿岸波浪害・海上波浪害(2月24日)
 23日、低気圧が日本海中部を発達しながら東北東に進み、24日には三陸沖に達し、日本付近では冬型の気圧配置が強まりました。 この発達した低気圧の影響で、23日から24日にかけて北西の風が強く、富山県の沿岸では24日の明け方から、うねりを伴い波が高くなりました。
 24日05時50分ころ、射水市新湊漁港沖合いで高波を受けた漁船から2人が海に転落しました。このうち男性1人が搬送された病院で死亡しました。入善町では高波に流された男性1人が行方不明となり、25日遺体で発見されました。人的被害は死者が2名、重傷者が1名、軽傷者が15名となりました。
 また、越波により住家にも被害が発生しました。入善町で4棟が全壊、7棟が半壊、46棟が一部損壊したのをはじめ、朝日町・黒部市を含め161棟が床上・床下浸水しました。
 非住家の被害は2市2町で全壊・半壊・浸水など283棟になりました。
 港湾における被害も大きく、伏木富山港において、岸壁や防波堤・消波ブロックが破損・決壊したほか、航路標識の流出、岸壁・緑地・駐車場などに土砂が堆積するなどの被害が11箇所に及びました。 各漁港では、防波堤の堤防損壊や消波ブロックの沈下など19箇所が被害を受け、漁船の転覆・破損が66隻あり、定置網や刺網が流されたり損壊するといった被害もありました。 海岸施設でも護岸ブロックの欠損や離岸提ブロックの沈下などが海沿いの市町で多数発生しました。
平成20年3月の気象災害
■該当事項は、ありませんでした。
平成20年4月の気象災害
■該当事項は、ありませんでした。
平成20年5月の気象災害
■該当事項は、ありませんでした。
平成20年6月の気象災害
■該当事項は、ありませんでした。
平成20年7月の気象災害(富山県防災・危機管理課 南砺市 高岡市消防署 北日本新聞調べ)
■浸水害・山がけ崩れ害・竜巻害・落雷害・強雨害(7月7〜8日)
 7 日から8 日にかけて、南から暖かく湿った空気が入り、上空に寒気を伴った気圧の谷が通過したため、雷を伴う非常に激しい雨が降り、竜巻も発生しました。 県内のアメダスでは7日23 時から8 日15 時までの総降水量が100 ミリを超えるところがあるなど大雨となりました。
 立山町では、増水した川に流されて1 人が行方不明になりました。 富山市などの9 市町村では、大雨で床上浸水や床下浸水が合計220 棟発生しました。各地で、土砂崩れにより道路が通行止めとなったり、列車の運休や遅延、停電、農地の冠水なども発生しました。
 また、8 日14 時頃、強い雷雲が発生した高岡市醍醐地区では、竜巻により住宅の屋根瓦やテレビアンテナの破損、車庫の屋根及びシャッターの全損、ビニールハウスのビニールがめくれる等の被害が5 件発生しました。
■浸水害・山がけ崩れ害・落雷害(7月28日)
 北陸地方に停滞する前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となったため、雷を伴って非常に激しい雨が降りました。 県内の観測所では多いところで1時間に70 ミリを超えるところがあるなど、記録的な大雨となりました。
 南砺市では、土砂崩れで住宅が6 棟に全壊・半壊などの被害が発生しました。富山市では、車が土砂崩れに巻き込まれ乗っていた1名が重傷となりました。 南砺市などの4 市町では、大雨で床上浸水や床下浸水が合計365 棟発生しました。南砺市では、道路の破損で孤立集落が発生したり、河川の増水で避難勧告が発令されました。 また、各地で土砂崩れにより道路が通行止めとなり、停電や断水、農地の冠水なども発生しました。
平成20年8月の気象災害(富山県防災・危機管理課 北日本新聞調べ)
■浸水害・強雨害・山がけ崩れ害(8月15〜16日)
 15 日から16 日にかけて、日本海に停滞していた前線が北陸まで南下して活動が活発になりました。この影響で、雷を伴い非常に激しい雨が降りました。 県内のアメダスでは、15 日23 時から16 日24 時までの総降水量が180 ミリを超えるところがありました。
 16日、富山市などの5 市で、大雨による床上浸水や床下浸水が合計197 棟発生しました。
 また、各地で土砂崩れや規制雨量の超過で道路が通行止めとなりました。道路や農地が冠水し、北陸本線や高山本線を中心に、列車の運休や遅延も発生しました。
平成20年9月の気象災害(北日本新聞調べ)
■浸水害・山がけ崩れ害(9月6日)
 6 日、県内には暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定になり、局地的に強い雨が降りました。小矢部市消防局の記録では、1時間に70 ミリの激しい雨が降りました。
 小矢部市では、用水があふれて民家1棟が床下浸水しました。さらに、国道が冠水し水深が50〜60 センチになったため、乗用車1台が水に浸かって動けなくなりましたが、運転していた男性は自力で脱出し無事でした。
 また、氷見市では農道のり面が崩れるなどの被害が出ました。JR 北陸本線では、普通列車4本が運休、特急11 本と普通列車8 本が最大で43分遅れ、約4800 人に影響が出ました。
■浸水害・落雷害(9月7日)
 7 日、上空への寒気の流入と日中の昇温で大気の状態が不安定になり局地的に激しい雨が降りました。アメダスの砺波では、1時間に40.5 ミリの激しい雨が降りました。
 砺波市では、用水があふれて住宅3棟が床下浸水しました。さらに、市道が冠水し、民家10 世帯で一時停電しました。また、南砺市でも住宅1 棟が床下浸水しました。
平成20年10月の気象災害
■該当事項は、ありませんでした。
平成20年11月の気象災害(北日本新聞調べ)
■沿岸波浪害(11月9日)
 9 日、日本付近は北日本を中心に冬型の気圧配置となり、県内は概ね晴れましが、海上では波が高くなりました。  
この日、射水市海老江(新湊)の海老江海浜公園の防波堤で小学生二人が高波にさらわれ海に転落しました。一人は頭の骨を折る重傷となりましたが、  もう一人は自力で防波堤にはい上がりけがはありませんでした。
■落雷害・強風害・その他(雪害)(11月19〜20日)
 19 日、日本付近は冬型の気圧配置が強まり、輪島上空5400m 付近にはこの冬一番の強い寒気が入りました。このため、県内では19 日は大気の状態が不安定となり所々で雷が発生しました。 また、19 日から20 日にかけて南西または西の強風となりました。
 富山市では、落雷のため19 日05 時30 分から最大で3時間半にわたり、約300 戸が停電しました。 また、19 日17 時40 分頃、東京発富山行の航空機が富山湾上空で落雷を受けました。乗客乗員271 人にけがはありませんでしたが、機首部分が損傷したため折り返し便の東京行きが欠航しました。
 19 日12 時10 分ごろ朝日町の製材所跡地で、強風のため高さ約7m の杉3 本が倒れ、県道をふさぎました。このため、県道が約2 時間通行止めとなりました。 19 日14 時10 分ごろ、富山市八尾町の国道で、乗用車ががけから約70m 下の大長谷川左岸に転落しました。乗用車を運転していた男性は全身を強くうち重傷。路面の一部がシャーベット状になっていました。
平成20年12月の気象災害(北日本新聞調べ)
■その他(雨害)(12月14〜15日)
 日本の南海上を低気圧が北東に進み、上空には寒気が流れ込みました。このため、雨であられを伴った所がありました。
  砺波市栃上の県道井栗谷・大門線で、片側の車線約20メートルが崩落しているのを住民が見つけました。
 県によると、2車線の県道の片側1車線約20メートルが、 ガードレールなどとともに道路下にある和田川まで崩落しました。斜面全体は、幅約40メートル、高さ約50メートルにわたって崩れ落ちました。
 地盤が地下水などで緩んでいた可能性が高いとみられます。
■積雪害・落雷害(12月25〜28日)
 25日は、寒冷前線の通過に伴い、大気の状態が不安定となり各地で落雷が発生しました。26日から28日にかけては、冬型の気圧配置が強まり、山間部を中心に積雪となりました。
  25日15時40分ごろ、砺波市東石丸で、落雷により民家の天井約1uが焼けましたが、家人が消火しケガ人はありませんでした。また、JR北陸線や氷見線・富山地方鉄道・富山ライトレールの各線では、落雷による信号機の故障などで、列車9本が運休し、33本に遅れが発生しました。 26日、東京発富山行きが、富山空港の雪のため小松空港に臨時着陸しました。また、富山〜札幌便など3便が欠航しました。さらに、東京行きの最終便が35分遅れました。 28日7時10分ごろ、入善町の北陸自動車道で、スリップによる車2台の衝突事故があり、1名が死亡し、7名が重軽傷を負いました。事故当時、現場付近の路面にはシャーベット状の雪があり、滑りやすい状態だったとみられます。この事故の前後1時間ほどの間に、3件の単独スリップ事故も相次ぎました。
                                     
TOPページへ