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栃木県の主な地震災害

 栃木県は内陸県のため、海洋型の地震では海岸地方に比べて揺れが少し小さくなるため、大きな災害は比較的少ないですが、これに対して内陸型の地震は直下型となるため大きな被害となります。
 栃木県には那須岳の西側の那須塩原市から矢板市に至る長さ約40㎞にも及ぶ「関谷断層」という活断層があります。
 内陸の地震活動は海洋型に比べてその周期が長いので、数百年という長い年月でその活動をみる必要があります。

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震

 3月11日14時46分に三陸沖を震源とする観測史上最大の地震により、県内では大田原市湯津上*、宇都宮市白沢町*、真岡市石島*、高根沢町石末*で震度6強を観測するなど、県内全域で震度4以上の揺れとなりました。
 東北地方太平洋沖地震の余震と誘発地震は1年以上の長期に渡り続いています。
 県内においても死者4名、住家全半壊二千棟以上、土砂災害、地盤の液状化など大きな被害となりました。
 政府ではこの地震と津波による直接的被害とその後の原発事故被害などを合せて「東日本大震災」と呼称することとなりました。

1683年の日光地震

 6月17日と18日、10月20日と相次いで地震にみまわれました。
 いずれも栃木県に震源をもつ地震と考えられ、6月の地震では「男体山の大薙崩れ」が発生しました。
 また、10月の地震では地震の規模を示すマグニチュードは7と推定され「天和の大地震」と呼ばれています。
 この地震では大規模な土砂崩れで旧五十里湖が形成され、40年後の1723年に大雨によりダムが決壊し、宇都宮付近までの下流域で死者約1000名が犠牲となりました。

1949年の今市地震

 近年の地震として、1949年(昭和24年)12月26日の今市地震があります。
 震源は日光市(旧今市市付近)で地震の規模を示すマグニチュードは6.4、死者・行方不明10名、家屋の全半壊約3000棟という大きな被害となりました。


1900年以降の栃木県内の被害地震

年 月 日 被 害 概 要 震源地 宇都宮地方気象台での震度
1923.9.1 負傷者3名、家屋全壊16棟、半壊2棟 相模湾(関東大震災)  5
1924.1.15 詳細不明 丹沢付近  5
1931.9.21 屋根・壁等の崩落多数 埼玉県中部  5
1938.5.23 屋根瓦の落下、石垣の崩落等 福島県沖  4
1949.12.26 死者行方不明10、負傷163、住宅全半壊約3300、山崩れ等60 日光市(旧今市市付近)(今市地震)  4 (今市5~6)
1981.12.22 棚から物が落ちる程度 那須塩原市(旧塩原町付近)  1 (塩原4~5)
1996.12.21 負傷1、住宅一部破壊47棟、ブロック塀等9か所、いろは坂で落石 茨城県南部  4 (日光、今市、益子5弱)
2000.7.21 一部で棚から物が落ちる程度 茨城県沖  3 (市貝5弱)
2011.3.11 死者4、住宅全壊250棟以上、半壊2000棟以上等 三陸沖(東北地方太平洋沖地震)  5強 (大田原、宇都宮、真岡、高根沢 6強)