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とちぎの気候

春(3〜5月)

春は気象の変動が最も大きい季節です。

3月はまだ冬の名残りで、関東南岸を低気圧が通る時、平野部に雪を降らせます。

4月は気温の上昇が大きく、高気圧に覆われ晴れて風の弱い明け方にはおそ霜が降り、農作物に被害をあたえることがあります。

5月に入ると晴天の日が続きやすくなりますが、日本海で低気圧が急速に発達して「メイストーム」と呼ばれる強い南風が吹くことがあります。また、上空に寒気が入り、雷やひょうなどの激しい現象がみられます。

夏(6〜8月)

前半は梅雨の季節です。「梅雨」とは春から夏へ移るときにみられる曇りや雨の日が多くなる時期です。栃木県を含む関東・甲信地方の梅雨入りの平年は6月8日頃です。

7月に入ると梅雨前線の活動が活発化し、大雨による被害も発生します。
後半になると、太平洋高気圧がさらに強まり、梅雨が明けます(栃木県を含む関東・甲信地方の梅雨明けの平年は7月21日頃)。

栃木県は関東でも雷の多い所で、局地的に大雨やひょう害をもたらします。
梅雨明け後は30℃を超す真夏日が多くなります。
宇都宮の平年の真夏日日数は7月が約14日、8月が約20日です。
この時期にオホーツク海で高気圧が強まると「冷夏」や「長雨」となります。

秋(9〜11月)

9月に入ると初め残暑もありますが、次第に太平洋高気圧が弱まります。
本州南岸に秋雨前線が停滞し、天気がぐずつきます。
また、台風が襲来し災害を引き起こす恐れがあります。

10月は初め秋雨の影響を受けますが、その後は移動性高気圧が周期的に日本付近を通過するようになります。
下旬になると、平野部での「初霜」や「初氷」、男体山の「初冠雪」が観測されます。

11月は山では雪が降るようになります。
一方で穏やかで気温の上がる「小春日和」の晴天となる日もあります。

冬(12〜2月)

12月に入ると次第に冬型の気圧配置が強まり、平野部でも初雪が観測されるようになります。
また、晴れて空気が乾燥し、火災が発生しやすくなります。

1月に入ると冬型の気圧配置が持続することが多くなり、北西部の山岳方面では雪の降る日が多くなります。
また、平地では一層寒さが厳しくなります。

2月になると本州南岸を低気圧が通過し、平地でも大雪となることがあります。
2月も半ば頃になると寒さも緩み、下旬には気温も次第に上昇し、「うめ」の開花もみられるようになります。


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