気象情報等で利用する過去事例

 気象台では、過去事例と同様な雨が降ること等により、甚大な災害が発生するおそれがあり、過去に大きな災害をもたらした事例を引き合いに出さないといけないほど危機感を持っている場合、気象情報や記者会見等で過去事例を引用し警戒を呼びかけます。

気象情報等で利用する過去事例

 ここでは、近畿地方で引用する過去事例の資料を掲載しています。これらは、過去の災害を調べ代表的な事例として選んでいます。引用する過去事例については、今後も必要に応じて見直しを行います。


平成30年(2018年)台風第21号(PDF:907KB)記録的な暴風・高潮

 ・台風は、非常に強い勢力で徳島県南部に上陸し、その後、神戸市付近に再上陸しました。

 ・近畿地方では猛烈な風を観測し、大阪市や神戸市では過去の最高潮位を超える値を観測しました。


平成23年(2011年)台風第12号(PDF:639KB)紀伊半島大水害

 ・台風は、発達しながらゆっくりとした速さで北上し、高知県東部に上陸し、その後、岡山県南部に再上陸しました。

 ・総降水量は紀伊半島を中心に広い範囲で1000ミリを超え、山沿いを中心に広い範囲で記録的な大雨を観測しました。



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