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台長からのメッセージ

和歌山地方気象台長 山田尚幸

最近の活動

11月25日

NPO法人ウィズ生活支援センター様の依頼により「南海トラフ地震発生確率 80% 先ずどうする!」と題して、白鳳短期大学の学生や一般参加者の約70名を対象に地震・津波の基礎、南海トラフ地震、地震・津波が起きたときの防災対応を説明しました。講演後、受講者から海外を含めた地震・津波の情報や南海トラフ地震の発生確率について多くの質問を受け、地震・津波に関する関心の高さを感じました。

11月13日

和歌山市倫理法人会様の依頼により、倫理法人会に所属する45名を対象に「豪雨・台風など大雨災害と南海トラフ巨大地震に備える」と題して、最近の台風や大雨、地震・津波に関する情報を説明しました。和歌山県にとって身近な内容のため興味深く聞いていただき、講演後は受講者から台風の時の高潮や地震・津波が起こった時の対応について、多くの質問を受けました。

11月6日

12月9日に紀の川市で開催される臨時災害放送局設置訓練のための事前学習や県立粉河高等学校の防災訓練の一環として、粉河高等学校の全校生徒や教職員の方を対象に「巨大地震・津波の発生メカニズムやその被害について」と題して講演を行いました。生徒は、地震・津波の基礎の説明や過去の地震の映像を真剣に見聞きしていました。

11月5日

JRが主催する津波避難訓練に参加し、車両に設置している「避難はしご」の組み立て方や緊急時の列車の降り方などをご説明いただきました。その後、全国の鉄道関係者や地元の中学生に混じり、列車からの広八幡神社まで避難訓練を行いました。

10月28日

11月1日

「世界津波の日」2018 高校生サミット in 和歌山」に参加し、広川町で海外の高校生たちに緊急地震速報の概要や緊急地震速報を見聞きした時の身を守る行動を説明しました。また、サミット会場でブースを出展し、気象庁が発表する地震・津波の情報の流れや震度を観測する機械等を展示し、若き津波防災大使に日本の防災情報や地震の観測技術・観測網を説明しました。

10月17日

日高川町久留米町長を訪問し、大雨警報等の危険度分布や南海トラフ地震に関連する情報などについて説明させていただきました。避難勧告等の避難情報を発令する基準や南海トラフ地震に関連する情報が発表された場合の対応についてお話を伺いました。

10月12日

印南町日浦町長を訪問し、大雨警報等の危険度分布、降水15時間予報、南海トラフ地震に関連する情報などについてご説明させていただきました。台風などの対策会議の様子や南海トラフ地震に関連する情報が発表された場合の対応についてお話を伺いました。

9月7日

上富田町奥田町長を訪問し、大雨警報等の危険度分布についてご説明させていただきました。台風第20号と第21号の対応について懇談を行い、台風第20号の時は当台からのホットラインが避難情報を発令する判断の参考になったと謝辞をいただきました。

白浜町井澗町長を訪問し、南海トラフ地震に関連する情報についての説明と政府による検討会の進捗状況等についてご説明させていただきました。台風第20号の対応について懇談を行い、白浜町の防災対応や今後の対応についてお話を伺いました。

8月30日

太地町三軒町長を訪問し、南海トラフ地震に関連する情報についての説明と政府による検討会の進捗状況についてご説明させていただきました。避難所等の整備計画についてお話を伺いました。

みなべ町小谷町長を訪問し、JETT(気象庁防災対応支援チーム)の創設と自治体支援についてご説明させていただきました。台風第20号の時の町の防災対応についてお話を伺いました。

8月10日

新宮市田岡市長を訪問し、平成30年7月豪雨の時のホットラインの状況や降水短時間予報についてご説明させていただきました。平成23年台風第12号(紀伊半島豪雨)の時の雨の状況について懇談させていただきました。

8月9日

田辺市真砂市長を訪問し、平成30年7月豪雨の概要や当台の職員が岡山県倉敷市で気象防災支援チーム(JETT)として活動した様子をご説明させていただきました。また、特別警報のあり方や市の防災対応の課題について懇談させていただきました。

8月7日

「世界津波の日」2018 高校生サミット in 和歌山の事前学習会で講演を行いました。地震・津波の基礎知識、緊急地震速報、津波警報に関する国際協力、津波から避難するための先人たちの記録などを伝えました。生徒達は真剣な眼差しで聞いており、講演後の緊急地震速報の訓練でも素早く命を守る行動をとってくれました。

7月27日

那智勝浦町堀町長を訪問し、南海トラフ地震に関連する情報、ホットライン、防災アドバイザーについてご説明させていただきました。昨年の台風第21号で起こった土砂災害の対応についてのお話を伺いました。

串本町田嶋町長を訪問し、「平成30年7月豪雨」の概要や当台の職員が岡山県倉敷市で気象防災支援チーム(JETT)として活動した様子をご説明させていただきました。

6月11日

和歌山河川国道事務所で開催された紀の川洪水予報連絡会に出席し、昨年の気象の経過や季節予報を解説しました。関係機関が連携し、洪水が起こった時も被害を軽減できるよう努めていきたいと感じました。

6月7日

高野町平野町長を訪問し、危険度分布の活用、気象防災支援チームの創設などについてご説明させていただきました。タウンミーティングなどを活用した土砂災害危険箇所の周知などについてお聞きしました。

九度山町岡本町長を訪問し、危険度分布の活用、気象防災支援チームの創設などについてご説明させていただきました。昨年10月の台風第21号のときの避難勧告等の発令と実際の避難の対応について懇談しました。

6月5日

日高町松本町長を訪問し危険度分布の活用、南海トラフ地震に関連する情報などをご説明させていただきました。注意している河川にはカメラを設置し、水位の状況や気象レーダー、危険度分布などを見ながら避難勧告等判断している旨のお話を伺いました。

由良町畑中町長を訪問し危険度分布の活用、南海トラフ地震に関連する情報などをご説明させていただきました。由良川の河川改修により浸水する地域が少なくなったお話や、昭和南海地震についてお話をいただきました。

6月1日の気象記念日に併せ、長年のアメダスの委託観測業務に対する気象庁長官の感謝状を、白浜町立三舞中学校の赤井校長へ届けてまいりました。

5月31日

古座川町西前町長を訪問し危険度分布の活用、南海トラフ地震に関連する情報などをご説明させていただきました。山間の町であり土砂災害を気にしているとのお話がありました。

すさみ町を訪問し坂口副町長と懇談しました。危険度分布の活用、南海トラフ地震に関連する情報などをご説明させていただきました。避難勧告は早めに出すようにしている旨お聞きしました

5月30日

北山村山口村長を訪問し危険度分布の活用、南海トラフ地震に関連する情報などをご説明させていただきました。比較的災害の少ないところであるが、気象台から発表される各情報には留意しているとのことでした。

5月24日

報道機関や大学の方を対象に勉強会を開催し、「南海トラフ地震について」のテーマで、今までの東海地震の予知、南海トラフ地震に関連する情報、最近の南海トラフ周辺の地殻活動について台長から説明しました。報道機関や大学から24名の方が参加して頂き、活発な意見交換が行えました。

5月16日

広川町長を訪問し、世界津波の日高校生サミットについて懇談させていただき、危険度分布や気象防災支援チームについてご説明させていただきました。

湯浅町長を訪問し、危険度分布の活用、南海トラフ地震に関連する情報などをご説明させていただきました。昭和の南海地震の際の町長自身のご経験をお話いただきました。

5月15日

有田市長や有田川町長を訪問し、危険度分布やホットラインについて動画を使ってご説明させていただき、改めて連携させていただくことを確認しました。また、気象防災支援チームや気象防災アドバイザーについても懇談させていただきました。

5月11日

紀の川市長を訪問し、危険度分布など新たな防災情報についてご説明しました。また、気象防災支援チームや気象防災アドバイザーについて懇談させていただきました。

紀美野町長を訪問し、危険度分布などをご説明し、昨年10月の台風第21号、22号のときの土砂災害などについて懇談させていただきました。移住支援の推進など町づくりについてもお話いただきました。

5月10日

岩出市長を訪問し、非常時における危険度分布や気象防災支援チームなど説明させていただき、根来断層や紀の川への対応についても懇談させていただきました。

5月9日

御坊市長と美浜町長を訪問しました。非常時におけるホットラインや危険度分布の活用、南海トラフ地震に関連する情報などについてご説明し懇談させていただきました。

5月1日

かつらぎ町を訪問し、井本町長と大雨時の危険度分布やホットライン、気象庁防災支援チーム、最近の雨の降り方や紀の川における対策、南海トラフ地震だけでなく県北部にある中央構造線断層帯の話など、多岐にわたって懇談させていただきました。

4月24日

橋本市と和歌山市を訪問し、平木市長や尾花市長と平成29年台風第21号の振り返り、大雨時の危険度分布や緊急時のホットラインによる連絡、気象庁防災支援チーム、南海トラフ地震に関連する情報など、地域における防災支援について懇談させていただきました。

4月18日

海南市を訪問し、神出市長と大雨時の危険度分布や緊急時のホットラインによる連絡、気象庁防災支援チーム、南海トラフ地震に関連する情報など、地域における防災支援について懇談させていただきました。

3月27日

新宮市における台風等風水害に備えた事前防災行動計画(タイムライン)の連携に関する協定を締結しました。

3月20日

上富田町を訪問し、奥田町長と懇談させていただきました。

3月11日

全国の鉄道会社関係者や串本町在住の方に防災講演を行いました(西日本旅客鉄道株式会社和歌山支社様の依頼)。

平成30年度の首長訪問の履歴

10月17日 日高川町 10月12日 印南町 9月7日 白浜町 9月7日 上富田町 8月30日 みなべ町
平成30年10月17日 久留米町長(日高川町)との懇談 平成30年10月12日 日裏町長(印南町)との懇談 平成30年9月30日 井澗町長(白浜町)との懇談 平成30年9月7日 奥田町長(上富田町)との懇談 平成30年8月30日 小谷町長(みなべ)との懇談
8月30日 太地町 8月10日 新宮市 8月 9日 田辺市 7月27日 串本町 7月27日 那智勝浦町
平成30年8月30日 三軒町長(太地町)との懇談 平成30年8月10日 田岡市長(新宮市)との懇談 平成30年8月 9日 真砂市長(田辺市)との懇談 平成30年7月27日 田嶋町長(串本町)との懇談 平成30年7月27日 堀町長(那智勝浦町)との懇談
6月 7日 九度山町 6月 7日 高野町 6月 5日 由良町 6月 5日 日高町 5月31日 古座川町
平成30年6月7日 岡本町長(九度山町)との懇談 平成30年6月7日 平野町長(高野町)との懇談 平成30年6月5日 畑中町長(由良町)との懇談 平成30年6月5日 松本町長(日高町)との懇談 平成30年5月31日 西前町長(古座川町)との懇談
5月30日 北山村 5月16日 湯浅町 5月16日 広川町 5月15日 有田川町 5月15日 有田市
平成30年5月30日 山口村長(北山村)との懇談 平成30年5月16日 上山町長(湯浅町)との懇談 平成30年5月16日 西岡町長(広川町)との懇談 平成30年5月15日 中山町長(有田川町)との懇談 平成30年5月15日 望月市長(有田市)との懇談
5月11日 紀美野町 5月11日 紀の川市 5月10日 岩出市 5月 9日 美浜町 5月 9日 御坊市
平成30年5月11日 寺本町長(紀美野町)との懇談 平成30年5月11日 中村市長(紀の川市)との懇談 平成30年5月10日 中芝市長(岩出市)との懇談 平成30年5月9日 森下町長(美浜町)との懇談 平成30年5月9日 柏木町長(御坊市)との懇談
5月 1日 かつらぎ町 4月24日 和歌山市 4月24日 橋本市 4月18日 海南市
平成30年5月1日 井本町長(かつらぎ町)との懇談 平成30年4月24日 尾花市長(和歌山市)との懇談 平成30年4月24日 平木市長(橋本市)との懇談 平成30年4月18日 神出市長(海南市)との懇談

ごあいさつ


和歌山地方気象台長の山田尚幸(やまだなおゆき)です。和歌山に勤務して1年が経ちました。

和歌山地方気象台は明治12年(1879年)7月1日に全国で7番目に設置された気象台です。その後も移転することなく、当地において観測を続けており、わが国では、同じ場所でもっとも長い間観測している気象台となっています。

和歌山県は、熊野古道や高野山などが「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録され、また、梅、みかん、桃、柿などの果物や、鯛やクエなどに代表される海の幸も豊富です。赴任以降、県内あちこちに足を運び、気候の良さと食べ物の美味しさ、歴史ある寺社や地質学的にも興味深い海岸や山河などの地形にも感動しています。

風光明媚で温暖な気候の和歌山県は、山地の多い地形や地理的な位置から、昔から台風や前線による大雨で大きな災害が発生した土地でもあります。最近では、7年前の2011年(平成23年)の台風第12号に伴う大雨による土砂災害で大きな被害が発生しました。平成29年には、和歌山県付近に上陸または接近する台風が5個もあり、特に10月の台風第21号では、紀の川筋や県南部で浸水害や土砂災害が発生したのは記憶に新しいところです。

一方、県北部には中央構造線断層帯が走り、紀伊半島の沖合いには南海トラフが東西に横たわり、地震による大きな揺れや津波による被害も懸念されており、今後30年の地震発生確率は、中央構造線断層帯が「やや高い」と評価され、南海トラフ地震は、70~80%とされています。

気象台では、災害に結びつくような激しい現象について、危険度分布の表示などを活用し、危険性や切迫度を積極的に県民のみなさまに分かりやすく伝えてまいります。大雨や、地震・津波などの際に、県内の被害を少しでも軽減できるよう、県民のみなさまと協力し、いざというときに役立つ気象台であるよう努力してまいります。



平成30年4月

和歌山地方気象台長   山田尚幸




地方気象台における主な気象防災業務

プロフィール

山田 尚幸(やまだ なおゆき)
北海道釧路市
昭和35年(1960年)2月3日生まれ 58歳
昭和53年3月北海道釧路湖陵高等学校 卒業
昭和57年3月弘前大学理学部(地震学講座) 卒業
昭和59年3月弘前大学大学院(地球科学専攻) 修了
昭和59年気象庁入庁(観測部高層課)
平成8年気象庁地震火山部 地震津波監視課
平成12年科学技術庁(現:文部科学省) 地震調査研究課 出向
平成19年国土交通省 技術安全課 出向
平成21年気象庁地震火山部 地震予知情報課
平成24年仙台管区気象台 地震火山課長
平成26年気象庁地震火山部 地震津波防災対策室 課長補佐
平成27年気象庁地震火山部 地震予知情報課 課長補佐
平成29年3月~和歌山地方気象台長(現職)

職歴のほとんどが地震・津波・火山に関わる部署です。平成23年東北地方太平洋沖地震のときは、気象庁地震火山部で官邸への資料作成などを担当し、その後、仙台管区気象台で東北地方太平洋沖地震の余震等の対応をしました。東京以外の勤務地は仙台と和歌山で、関西に住むのは初めてです。