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台長からのメッセージ

和歌山地方気象台長 山田尚幸

出水期を迎えての台長からのごあいさつ


和歌山地方気象台台長の山田尚幸です。

日頃より気象台ホームページをご利用いただきありがとうございます。

近畿地方の今年の梅雨入りは、1951年の統計開始以来最も遅く、6月26日ごろに梅雨入りした見込みです(速報値)。梅雨入り後は和歌山県でも雨の日が多くなっております。(梅雨入りの確定値は6月27日ごろです)

6月28日頃からは、西日本を中心に局地的に猛烈な雨や非常に激しい雨が降りました。日本付近に停滞する梅雨前線の活動が活発となった影響により、九州では記録的な大雨となっているところがあります。今後も梅雨前線が北上南下を繰り返し、和歌山県にも影響を与えることが予想されます。梅雨前線の活動、熱帯低気圧や台風の動向に十分留意し、早めの防災対応をお願いします。

平成31年3月に「避難勧告等に関するガイドライン」(内閣府(防災担当))が改定され、住民は「自らの命は自らが守る」意識を持ち、自らの判断で避難行動をとるとの方針が示されました。この方針に沿って自治体や気象庁等から発表される防災情報を用いて住民がとるべき行動を直感的に理解しやすくなるよう5段階の警戒レベルを明記した防災情報が提供されることになりました。気象庁でもこの出水期から、防災気象情報に5段階の警戒レベルを明記し発表しています。

これから梅雨末期の大雨や、台風の接近による暴風雨の季節となります。

どうか、普段から、気象台が発表する防災気象情報や市町村が発令する避難情報に十分留意し、自分の身は自分で守るとの認識をもって、早め早めの避難を心掛けるようお願いいたします。

防災気象情報と警戒レベルの対応について
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/alertlevel.html

令和元年7月1日

和歌山地方気象台長   山田尚幸



過去のごあいさつ

最近の活動

9月10日

報道機関、大学関係機関向けの勉強会(16名参加)を気象台で行い、8月15日に接近した台風第10号について2011年台風第12号との比較を交えて解説しました。また、大雨特別警報や線状降水帯などについても解説しました。1000ミリを超える雨の可能性を事前に伝えて警戒を呼び掛けたことなどについて意見交換しました。

7月23日

和歌山に拠点を置く関係機関のトップが集まる月1回の昼食会(火曜会)が行われました。7月当番庁の台長から、気象台の紹介と警戒レベルや危険度分布について講演し、悪天時の台長から市町村長へのホットラインやJETT(気象庁防災支援チーム)の派遣など地域防災支援に力を入れていることを話しました。

7月22日

田辺市真砂市長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくしたことなどをご説明しました。真砂市長と防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震臨時情報への対応などについて懇談しました。

7月8日

新宮市田岡市長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくしたことなどをご説明しました。田岡市長と「自分の命は自ら守る」と呼びかけること、大雨の頻度が増えてきていることなどについて懇談しました。

7月3日

上富田町奥田町長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくしたことなどをご説明しました。奥田町長と暴風警報や大雨警報発表時における休校判断などについて懇談しました。

7月3日

すさみ町岩田町長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくしたことなどをご説明しました。岩田町長と空振りを恐れずに避難勧告を出す必要性や新設された津波避難ビルなどについて懇談しました。

6月19日

北山村山口村長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくしたことなどをご説明しました。山口村長と南海トラフ地震による山崩れや山腹崩壊の危険性などについて懇談しました。

6月19日

古座川町西前町長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくしたことなどをご説明しました。西前町長と避難勧告と避難所について、また地域コミュニティと避難所との関係などについて懇談しました。

6月18日

那智勝浦町堀町長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくしたことなどをご説明しました。堀町長からは南海トラフ地震が半割れとなった場合、東側の地震のほうが影響が大きいことなどについてお話がありました。

6月18日

太地町三軒町長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくしたことなどをご説明しました。三軒町長とは子供や老人、要配慮者の避難などについて懇談しました。

6月18日

串本町田嶋町長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくしたことなどをご説明しました。田嶋町長とは南海トラフ地震臨時情報が出た時などの避難計画や防潮堤の嵩上げなどについて懇談しました。

6月10日

印南町日裏町長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくしたことなどをご説明しました。日裏町長と南海トラフ地震による長期の避難や気象ビッグデータの産業等への活用などについて懇談しました。

6月7日

和歌山市尾花市長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくしたことなどをご説明しました。尾花市長と防災気象情報のレベル化や南海トラフ地震などについて懇談しました。

6月6日

九度山町岡本町長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくしたことなどをご説明しました。岡本町長と避難勧告発令のタイミングや南海トラフ地震の避難場所等について懇談しました。

6月6日

高野町平野町長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくしたことなどをご説明しました。平野町長と地震や気象災害の避難勧告ガイドラインやホットラインのタイミングなどについて懇談しました。

6月5日

白浜町井澗町長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくしたことなどをご説明しました。井澗町長と防災気象情報のレベル化や南海トラフ地震の臨時情報、昨年の台風による被害などについて懇談しました。

5月29日

和歌山県立田辺高等学校の1年生(320名)を対象に出前講座を実施し、巨大地震・津波の発生メカニズムやその被害について講演を行いました。はじめに図や動画を多く取り入れた資料を用いて基礎知識を学んでもらい、地震・津波が発生したときの防災対応について高校生ができることを説明しました。 生徒の皆さんは熱心にメモを取りながら聞いていました。また、事前に多くの質問が寄せられており、防災への意識の高さに感心しました。

5月29日

みなべ町小谷町長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくすることなどをご説明しました。また、前日にみなべ町へ発表した大雨洪水警報の概要についてもご説明しました。小谷町長からは、昨年の台風による町内の被害状況や、気象現象が梅の生育へ及ぼす影響についてご教示していただきました。

5月27日

海南市神出市長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくすることなどをご説明しました。災害の種類により避難所を分けていることや防災訓練、自主防災組織が充実してきていることなどについてお話がありました。

5月27日

紀美野町寺本町長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくすることなどをご説明しました。貴志川の水位上昇の速さや、土砂災害ハザードマップの全戸に配布、昨年の台風に被害などについてお話がありました。

5月25日

日本赤十字社和歌山医療センター主催の「第17回日本臨床医学リスクマネジメント学会学術集会」にて、医療関係の従事者(医者、看護士等)を対象に講演を行いました。 近年の気象災害や気候変動の特徴を踏まえて、局地化・集中化・激甚化する気象へどう対応するかをテーマに、災害時に適切な行動をするために平時からできる防災対応などを説明しました。 参加者の皆様からは、防災気象情報の活用方法についていくつか質問が寄せられました。

5月7日

広川町西岡町長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくすることなどをご説明しました。河口付近での洪水に潮の干満が影響することや防災気象情報のレベル化などについて懇談しました。

5月7日

湯浅町上山町長を訪問し、防災気象情報のレベル化、南海トラフ地震に関連する情報の名称を分かりやすくすることなどをご説明しました。防災気象情報のレベル化と避難情報の関係や南海トラフ地震臨時情報発表時の影響について懇談しました。


過去の活動履歴

平成31年度の首長訪問の履歴

4月12日 御坊市 4月12日 美浜町 4月15日 日高川町 4月15日 日高町 4月15日 有田川町
平成31年4月12日 柏木市長(御坊市)との懇談 平成31年4月12日 籔内町長(美浜町)との懇談 平成31年4月15日 久留米町長(日高川町)との懇談 平成31年4月15日 松本町長(日高町)との懇談 平成31年4月15日 中山町長(有田川町)との懇談
4月17日 橋本市 4月17日 岩出市 4月22日 紀の川市 4月22日 かつらぎ町 4月23日 由良町
平成31年4月17日 平木市長(橋本市)との懇談 平成31年4月17日 中芝市長(岩出市)との懇談 平成31年4月22日 紀の川市中村市長との懇談 平成31年4月22日 かつらぎ町井本町長との懇談 平成31年4月23日 由良町畑中町長との懇談
4月23日 有田市 5月7日 広川町 5月7日 湯浅町 5月27日 紀美野町 5月27日 海南市
平成31年4月23日 有田市望月市長との懇談 令和元年5月7日 広川町西岡町長との懇談 令和元年5月7日 湯浅町上山町長との懇談 令和元年5月27日 紀美野町寺本町長との懇談 令和元年5月27日 海南市神出市長との懇談
4月29日 みなべ町 6月5日 白浜町 6月6日 高野町 6月6日 九度山町 6月7日 和歌山市
令和元年5月29日 みなべ町小谷町長との懇談 令和元年6月5日 白浜町井澗町長との懇談 令和元年6月6日 高野町平野町長との懇談 令和元年6月6日 九度山町岡本町長との懇談 令和元年6月7日 和歌山市尾花市長との懇談
6月10日 印南町 6月18日 串本町 6月18日 太地町 6月18日 那智勝浦町 6月19日 古座川町
令和元年6月10日 印南町日裏町長との懇談 令和元年6月18日 串本町田嶋町長との懇談 令和元年6月18日 太地町三軒町長との懇談 令和元年6月18日 那智勝浦町堀町長との懇談 令和元年6月19日 古座川町西前町長との懇談
6月19日 北山村 7月3日 すさみ町 7月3日 上富田町 7月8日 新宮市 7月22日 田辺市
令和元年6月19日 北山村山口村長との懇談 令和元年7月3日 すさみ町岩田町長との懇談 令和元年7月3日 上富田町奥田町長との懇談 令和元年7月8日 新宮市田岡市長との懇談 令和元年7月22日 田辺市真砂市長との懇談


地方気象台における主な気象防災業務

プロフィール

山田 尚幸(やまだ なおゆき)
北海道釧路市
昭和35年(1960年)2月3日生まれ 59歳
昭和53年3月北海道釧路湖陵高等学校 卒業
昭和57年3月弘前大学理学部(地震学講座) 卒業
昭和59年3月弘前大学大学院(地球科学専攻) 修了
昭和59年気象庁入庁(観測部高層課)
平成8年気象庁地震火山部 地震津波監視課
平成12年科学技術庁(現:文部科学省) 地震調査研究課 出向
平成19年国土交通省 技術安全課 出向
平成21年気象庁地震火山部 地震予知情報課
平成24年仙台管区気象台 地震火山課長
平成26年気象庁地震火山部 地震津波防災対策室 課長補佐
平成27年気象庁地震火山部 地震予知情報課 課長補佐
平成29年3月~和歌山地方気象台長(現職)

平成23年東北地方太平洋沖地震のときは、気象庁地震火山部で官邸への資料作成などを担当し、その後、仙台管区気象台で東北地方太平洋沖地震の余震等の対応をしました。

和歌山に赴任してからは、台風や大雨など顕著現象の際、市町村長へ直接電話連絡をして危機感を伝えました。また、講師として気象や地震の講演会への出席や、平成31年3月に和歌山市で開催した「南海トラフ地震地域シンポジウム」でのコーディネーターを担当するなど、普及啓発にも努めています。

東京以外の勤務地は仙台と和歌山です。関西に住むのは初めてで単身赴任3年目に入ります。