地震観測業務 |
計測震度観測及び被害地震発生時の被害調査を行うとともに地震関連の情報を関係機関に伝達し、さらに、地震知識の普及のための資料提供を行っています。
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| 1.和歌山県内の震度観測地点(気象庁管轄) |
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2.気象庁震度階級関連解説表
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平成21年3月31日から「気象庁震度階級関連解説表」が新しくなりました。
気象庁震度階級関連解説表(気象庁HP)
参考:3月31日から「気象庁震度階級関連解説表」が新しくなります (気象庁HP) |
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3.地震発生のメカニズム
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日本列島は太平洋プレート、北米プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートの4つのプレートがぶつかり合う場所に位置しています。海側のプレートは陸側のプレートの下に潜り込んでいます。
プレートは年間数センチメートル程度のスピードで動いています。プレート同士がぶつかり合う場所ではこの動きに伴い、プレートが変形し地下の岩盤に歪みが蓄積してきます。歪みが限界になったとき、岩盤が割れて地震を起こします。地震はこのプレート内とその境界だけで起こります。プレートの下のマントルと呼ばれる部分は水飴のようになっているので地震は起こりません。
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4.断層のずれ方の違い
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もともと一続きだった地層や地盤がある面を境にずれている状態を断層と言います。
断層は、下の図のように、横ずれ断層と縦ずれ断層に分けられます。「ずれ」は横または縦だけにずれていることはまれですが、卓越した方が「ずれ」の代表となります。
押し合う力の方向と発生する地震断層の「ずれ」の方向には一定の関係があります。横ずれ断層について、この図のように東西に押し合う力の場合、その力の方向に対して45度の方向で、北西−南東方向にずれている「左横ずれ」タイプ、北東−南西方向にずれている「右横ずれ」タイプとなります。 |
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| 5.東南海・南海地震について |
南海トラフの長期評価について
政府の地震調査委員会が平成13年9月に東南海地震、南海地震の発生確率等について公表しました(下の表と図を参照)。なお、具体的な防災対策の指針として平成15年12月に政府「中央防災会議」において、「東南海・南海地震対策大綱」が決定されました。 |
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南海地震 |
東南海地震 |
| 発生場所(下図の想定震源域) |
足摺岬沖〜潮岬沖 |
潮岬沖〜浜名湖沖 |
| 地震の規模 |
M8.4前後 |
M8.1前後 |
| 今後30年以内の発生確率 |
60%程度
(算定基準日平成24年1月1日) |
70%程度
(算定基準日平成24年1月1日) |
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東南海・南海地震
概ね100〜150年の間隔で発生しており、今世紀前半での発生が懸念されており、中部圏、近畿圏などの防災対策を早急に確立していく必要があります。 |
東海地震
東南海地震(1944)で歪みが解放されず、安政東海地震(1854)から約150年間大地震が発生していないため、相当な歪みが蓄積されていることから、いつ大地震が発生してもおかしくないとみられています。 |
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| 6.和歌山県の被害地震 |
| 南海トラフに伴う地震 |
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年月日
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事象
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被害の状況その他記事
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出典
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宝永4.10.4
(1707.10.28)
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宝永地震
(南海・東海地震)
33.2°N 135.9°E
M8.4
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我が国最大級の地震、家屋倒壊地域は駿河・甲斐・信濃・東海道・美濃・紀伊・近江・畿内・播磨・大聖寺・富山・中国・四国・九州。
震害は東海道・伊勢湾・紀伊半島が最もひどい。死者は全体で2万名余。流失家は約2万、潰家約6万。半壊1万、破損4万、蔵被害2000、船の流破3000余、田畑潰れ3万石以上と推定される。
紀伊田辺町の被災家屋411戸(潰13、大破119、流失154)、死者は20名。
広村の津波被害:戸数約1000戸のうち700戸流亡、150戸破損。死者292名(100名はよそ者) 湯浅の津波被害:戸数約1000戸のうち292戸流失、275戸破損、死者53名(12名はよそ者)。
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日本被害地震総覧
気象庁技術報告119号
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安政元.11.4
(1854.12.23)
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安政東海地震
34.0°N 137.8°E
M8.4
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震源地:遠州灘。五ツ半(午前9時)過ぎ。 最も被害が大きかったのは、静岡・愛知県の沿岸で、震度7程度、房総より土佐まで津波、サンフランシスコで津波観測。家屋倒壊流出、焼失、焼死、流死者多数。 |
日本被害地震総覧
地震予知連絡会報(第35巻)
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| 紀伊田辺の状況 |
辰下刻大地震、所々土塀崩れた。古い納屋等潰れた。潮は常より大いに高く差し込み、退いてはまた来たので大津波が来るのではと薄氷を踏む思いだったが、何事もなかった。夜小地震度々。 |
田所氏記録 |
安政元.11.5
申刻
(1854.12.24)
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安政南海地震
33.0°N 135.0°E
M8.4
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震源地:紀伊半島沖。申の中刻(午後4時) 最も被害が大きかったのは、紀伊半島西部から四国南部で震度6程度。紀伊沿岸・土佐・大阪等で津波。北米沿岸でも観測。家屋倒壊、流出、焼失、焼死、流死者多数。
安政東海地震と接近しているため、被害の区別がつきにくい。
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日本被害地震総覧 |
| 紀伊の状況 |
死者72、 家屋流出1、414、 船舶流出、浸水多数。湯の峰温泉・白浜の温泉群止まる。津波の最大波高:串本で五丈(15m)、古座で三丈(9m)。土地:串本で約1m隆起、加太で1m沈下。 |
日本被害地震総覧他 |
1944.12.7
(昭和19)
13時35分
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昭和東南海地震
33.8°N 136.6°E
M7.9 深さ 30km
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震源地:熊野灘。津波を伴い、被害は静岡・愛知・岐阜・三重県で大きく、滋賀・奈良・和歌山・大阪・兵庫県で小被害。文献により被害実数が大きく異なる。
県内の被害:勝浦町・那智町・新宮市・下里町・大地町で大被害。死者44、行方不明5、重傷15軽傷4、住家全壊113、半壊290、非住家全壊61半壊46、住家流出152、非住家流出83、
床上浸水1132、床下浸水341、その他農業被害漁業被害多数。龍神温泉(上の湯)の湧出量減少。
震度5:奈良・彦根。 震度4:大阪・和歌山・潮岬・京都・神戸・洲本・高松・松山・高知・徳島。
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日本被害地震総覧
府県年表
紀州災異誌
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1946.12.21
(昭和21)
04時19分
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昭和南海地震
(南海道地震)
33.0°N 135.6°E
M8.0 深さ 20km
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震源地:紀伊半島沖。津波を伴い、被害は中部地方から九州まで。文献により被害実数が大きく異なる。
県内の被害:田辺・新宮・御坊・湯浅・周参見・海南・串本で大被害。死者195、行方不明74、負傷561、家屋全壊2439、半壊966、家屋流出316、浸水16818、全焼2399、その他農業被害、漁業被害等多数。新宮大火。震度5:和歌山・潮岬・奈良・彦根・洲本・高松・多度津・高知・室戸岬・徳島。
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日本被害地震総覧
府県年表
紀州災異誌
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| 県内及び周辺地域の地震 |
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年月日
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事象
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被害の状況その他記事
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出典
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1948.6.15
(昭和23)
20時44分
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日高川地震
33.8°N 135.4°E
M6.7 深さ 10km
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震源地:和歌山県中部。西牟婁郡富田川沿いで被害大。死者1、重傷2、軽傷16、家屋全壊4半壊33、非住家倒壊8、半壊4、道路崩壊579、橋落下2小破2、堤防地割4、石垣崩壊11、山崩れ51、その他道路亀裂、壁・塀の崩壊・亀裂、墓石転倒等。震度4:大阪・和歌山・潮岬・奈良・神戸・洲本・室戸岬。 |
府県年表 |
1952.7.18
(昭和27)
01時09分
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吉野地震
34.5°N 135.8°E
M6.7 深さ 60km
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震源地:奈良県中部。大阪・京都・兵庫・奈良で被害。死者9、負傷136、住家全壊20、半壊26破損278、和歌山県でも小被害。
県内の被害:塀・壁の崩落、ぼや、道路亀裂等。震度4:和歌山・大阪・奈良・彦根・京都・神戸・洲本・姫路・豊岡・岡山・鳥取・徳島。
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日本被害地震総覧
府県年表
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