利尻航空気象観測所


概要
地勢
気象特性

概要


 利尻島は、稚内の西方沖に浮かぶ周囲63キロのほぼ円形の島です。北海道の離島では最大の面積を誇ります。

 利尻空港は1962年に開港した第三種空港(現在の分類名では地方管理空港)で、利尻島の北に位置しています。
 現在は北海道が管理しており、新千歳空港とを結ぶ定期便が一日一便就航しています。

 利尻航空気象観測所は、利尻空港の気象観測を行う施設です。気象観測は北海道に委託して行っていますが、気象情報は稚内空港出張所より提供しています。
 気象の観測は一時間おきに行われますが、天候の急変などで臨時に観測を行うこともあります。また、観測を行う時間帯は定期便の時刻に合わせて変わります。
利尻空港

地勢


 利尻空港は海(礼文水道)に面したところにありますが、高い山も近くにあるため、天候が海や山などの地形の影響を受けやすくなっています。

 南東から南側は山岳地帯となっており、およそ8キロ先には標高1721メートルの利尻山があります。

 それ以外の方角は概ね海に面していますが、北東側は、礼文水道を挟んだおよそ12キロ先に礼文島があります。


利尻空港周辺の地形図

気象特性

・風向風速の分布
 利尻空港では、年間を通じて南西と東北東の風が吹くことが多く、北および南東が少なくなっています。
 利尻空港では滑走路は西南西から東北東にのびているため、滑走路に平行する風が吹くことが多く、航空機の離着陸に好条件となっています。

 春は、南南西〜南西と東の風が吹くことが多く、西〜北や、南東の風が吹くことはあまりありません。また、年間で最も風の強い季節で秒速10メートル以上の風が全体の約26%を占めています。

 夏も春と同様に南南西〜南西と東北東〜東の風が吹くことが多くなっています。また、年間で最も風の弱い季節にもなっています。

 秋は、南〜西の風が吹くことが多く、全体の約半分を占めています。特に、冬が近くなると西寄りの風が吹くことが多くなります。

 冬は、西南西〜西の風が特に多く、全体の約30%を占めています。冬型の気圧配置になると、西寄りの強い風が吹きやすくなります。

春(3-5月)の風向分布 夏(6-8月)の風向分布
春(3-5月)の風向分布
 
夏(6-8月)の風向分布
 
秋(9-11月)の風向分布 冬(12-2月)の風向分布
秋(9-11月)の風向分布
 
冬(12-2月)の風向分布
 
季節ごとの風速分布
季節ごとの風速分布
(統計期間:2003〜2008年 m/sは秒速○メートルを示す。)




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