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■■稚内地方気象台長からのメッセージ■■

 稚内地方気象台のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。稚内地方気象台長の川上です。

 季節が進み、稚内では11月3日に初雪を観測しました。利尻山は雪化粧をまとっています。また、大沼やサロベツ湿原などでは、厳しい寒さに備えて南下する多くの渡り鳥が賑わいをみせています。

 これから本格的な冬を迎えるにあたって、とくに暴風や暴風雪、また大雪に対する備えを十分にしておかなければなりません。土地柄、風や雪には慣れているとは言え、今一度、点検をお願いします。

 宗谷総合振興局管内の過去の自然災害をみると、冬の暴風雪等による被害が非常に多いのが事実です。海難史に残る記録として、昭和14年(1939年)12月12日に発生した猿払村浜鬼志別沖での「インディギルカ号」(旧ソ連貨客船)の座礁事故では、700名以上の犠牲者が出る大惨事となりました。近くの公園には慰霊碑が建てられています。

 近年は、暴風雪の予想や呼びかけ、救難体制の充実などで、事故の発生や犠牲者は次第に少なくなりましたが、一方で、大規模な車の立ち往生が発生するといった現代社会ならではの災害が相次ぐようになっています。負傷者や死者の出る事態に至った事例もあり、事前の知識や気象情報の確認など、日頃からの備えが重要です。

 気象台では「暴風雪警報・注意報」の発表はもとより、命にかかわるような暴風雪が予想されるときには、より一層の危機感を伝えるために「数年に一度の猛ふぶきとなるおそれがあります。外出は控えてください。」のキーワードを使った気象情報を発表して厳重な警戒を呼びかけます。

 住民の皆様がより一層安全安心な生活を送っていただくため、気象台はこれからも関係機関と連携をとりながら適時適切な防災気象情報を発信して参ります。

 新型コロナウィルス感染症の世界的拡大で大変な状況が続いておりますことから、その対策にも、引き続き十分なご留意をお願い致します。

参考資料:札幌管区気象台「暴風雪への備え」

https://www.jma-net.go.jp/sapporo/bousaikyouiku/schoolbousai/boufusetsu/boufusetsu.html

令和2年11月 稚内地方気象台長 川上 正志





台長写真
(稚内北防波堤ドーム)

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