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山形地方気象台長からのメッセージ

 

県民の皆さまへ

気象台長近影

  気象台は大きく変わりました。

  注警報等の防災気象情報を発表するだけでなく、多くの地域に職員が出向き、その地域における災害リスク(気象、地震・津波及び火山)、防災気象情報の意味と取るべき行動、日ごろの備えの大切さ等について、市町村の防災担当者や住民の皆さまに直接ご説明(出前講座等)し、理解を深めていただいています。
  当台が実施した出前講座の参加者だけでも、平成22~29年度までに延べ約1万5千人となりました。

  このような取り組みに大きな力を注ぐ理由は、住民の命を救うには気象台が防災気象情報を発表するだけでは十分でないことを、東日本大震災のみならず、その後の気象、地震及び火山災害においても繰り返し思い知らされてきたからです。
  しかし、それだけでなく、地域にとって過去に経験したことのない大規模な気象や地震災害等の発生する可能性があり、それらの災害から住民の命を守るには、ハードを中心とした防災対策だけでなく、住民の一人一人が、地域のリスクや防災気象情報の意味を正しく理解し、必要な時には命を守る行動が即座にとれる、そのような社会に変えていく必要があるからなのです。
  雨の降り方が局地化、集中化、激甚化しており、「平成27年9月関東・東北豪雨」をもたらした雨域がずれていたら、山形県が被害の中心になっていたかもしれません。また、「平成28年熊本地震」のような活断層による地震が、明日、山形盆地断層帯、新庄盆地断層帯及び庄内平野東縁断層帯で発生しても不思議ではないのです。

  このメッセージを受け取っていただけましたら、まず、ご自身がお住まいの地域について、市町村の各種ハザードマップでどのような災害リスクがあるかをご確認ください。そして、備えは十分か、災害の恐れが出てきたら、どの情報に基づきどのような行動を取るのか等、家族で話し合ってください。
  もし、分からないことがありましたら、気象台にお問い合わせいただけるようお願いします。地元気象台はそのためにあります。

平成30年5月7日

山形地方気象台長 中澤博志

 


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