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生物季節観測とは
気象庁では、全国の気象官署で統一した基準により【うめ】・【さくら】の開花した日、【かえで】・【いちょう】が紅(黄)葉した日などの植物季節観測や、【うぐいす】・【あぶらぜみ】の鳴き声を初めて聞いた日、【つばめ】・【ほたる】を初めて見た日などの動物季節観測を行っています。
全国各地の生物季節観測の結果を互いに比較したり、同一地点の観測結果を長期間にわたって比較することが目的です。このため、なるべく日本全国に広く分布している生物、また、全国的には分布していないが特定の地域に広く分布していて、その地方の季節の遅れ進みを知るのに適している生物、広くは分布していないがその地域の気候や産業との関係が密接で、一般の関心が高い生物を対象としています。
観測された結果は、季節の遅れ進みや、気候の違いなど総合的な気象状況の推移を把握するのに用いられる他、新聞やテレビなどにより生活情報のひとつとして利用されています。
◆ 生物季節観測の内容
植物の場合は発芽、開花、満開、紅葉、黄葉、落葉を、動物の場合は初見または初鳴を観測しています。またそれまでの一番早い観測日よりおおむね30日以上早い、または一番遅い観測日よりおおむね30日以上遅い場合は不時現象と言い、統計には加えないことになっています。
| 開 花 (日) | 花が数輪以上開いた最初の日 2〜3輪開いた状態が開花:あじさい、ききょう、さざんか、すいせん、たんぽぽ、つばき、やまつつじ、やまぶき 5〜6輪開いた状態が開花:うめ、さくら、さるすべり、なし、のだふじ、もも、やまはぎ、りんご |
| 発 芽 (日) | 葉になる芽の総数の約20%が発芽した最初の日 |
| 満 開 (日) | 約80%以上の花が咲きそろった最初の日 |
| 紅(黄) 葉 (日) | 葉の色が大部分紅(黄)色系統に変わり、 緑色系統の色がほとんど認められなくなった最初の日 |
| 落 葉 (日) | 葉の約80%以上が落葉した最初の日 |
| 初 鳴 (日) | その動物の鳴き声を初めて聞いた日 |
| 初 見 (日) | その動物を初めて見た日 |
すすき開花:葉鞘から抜き出た穂の数が、穂が出ると予想される全体の約20%に達したと推定される状態。
山形地方気象台の生物季節観測の種目
◆植物
うめ、すいせん、つばき、くわ、さくら、たんぽぽ、いちょう、もも、やまぶき、なし、りんご、やまつつじ、のだふじ
あじさい、ききょう、さるすべり、すすき、やまはぎ、さざんか
◆動物
ひばり、うぐいす、つばめ、もんしろちょう、とのさまがえる、きあげは、かっこう、しおからとんぼ、にいにいぜみ、ほたる
ひぐらし、あぶらぜみ、みんみんぜみ、あきあかね、えんまこおろぎ、もず
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