【夏】 【冬】

 


秋  初めは残暑も残りますが、太平洋高気圧は盛衰を繰返しながら後退します。これととともにその周辺を回り込むように、台風が日本へ接近するようになります。
 上陸したり接近する台風は8月下旬から10月上旬にかけて多く、過去に顕著な風水害を起こした台風もこの頃のものです。
 特に台風の中心が本県の西側を通る場合は、豪雨による河川の氾濫や低い土地の浸水、崖崩れなどの他に海岸地方では高潮を伴うので厳重な警戒が必要です。

 晩秋ともなると朝夕の冷え込みが強くなり、県内で初霜、初氷が観測されるようになります。山間部で初霜は10月の中頃、結氷は11月の上旬に現れます。

◎台風と温帯低気圧

 台風は高温多湿な空気が赤道収束域で上昇気流となって擬結を起こし、この時放出される熱エネルギーによって発生・発達します。
 これに対して、温帯低気圧は、南北間の温度差によって発生する不安定波動によって発達し、そして維持されます。
 したがって、台風と温帯低気圧は成因が全く異なり、当然温帯低気圧には前線が存在します。
 台風が北上するとき、冷たい空気が流れ込むと前線を持つようになり、台風本来の性格をなくして温帯低気圧に変わることがあります。




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