緊急地震速報を利用した避難訓練

 横浜地方気象台では、「気象等に関する安全知識の普及啓発」の一つの取組として、緊急地震速報を利用した避難訓練を推進します。

 本ページでは、避難訓練を実施するために必要な情報を掲載し、教育機関を支援します。

津波防災啓発ビデオ「津波からにげる」の制作について

 気象庁では、東日本大震災を踏まえて、 津波から自ら判断し避難することの大切さが子供にも分かりやすく理解できる津波防災啓発ビデオ「津波からにげる」を制作しました。

津波防災啓発ビデオ「津波からにげる」(気象庁)
※中学生、高校生向けは、現在準備中です。

ビデオ制作の目的

  1. 大きな地震が発生した後は迅速かつ自主的に避難するという意識の向上
  2. 避難に必要な正しい津波の知識の獲得
  3. 日頃から津波に備えることの大切さの理解

ビデオの内容(小学生向け)

  1. アニメ【約5分】小学校における東日本大震災の避難事例
  2. インタビュー【約4分】自ら進んで逃げるなどの避難のポイントの紹介
  3. クイズ「津波を知ろう」【約4分】クイズをとおして津波の知識を学ぶ
  4. 防災マップを作ろう【約3分】日頃からの備えの重要性を学ぶ

緊急地震速報を利用した避難訓練の目的

 地震による強い揺れを事前に知らせる緊急地震速報を受信した想定を避難訓練に盛り込むことにより、 児童自らが適切な対応行動を取り、その場に応じた避難ができるよう訓練内容の充実を図る。

 また、緊急地震速報を学習するための事前指導を行うことにより、児童・教職員の防災意識を高める。

緊急地震速報を利用した避難訓練を実施するには

①従来の避難訓練実施計画を見直す。

②避難訓練に必要なツールを入手する。

緊急地震速報受信時対応行動訓練用キット(気象庁)

※訓練用音源CDの貸出(1週間程度)を気象台で行っております。

③事前指導を行うための資料集(クリックするとそのページへ移行します)

④避難訓練を実施する。

その他の資料

避難訓練に関する質問・ツールに関しての問い合わせ先

  • 横浜地方気象台 防災担当(窓口)045-621-1999(平日9時~17時)