所在地
〒231-0862
神奈川県横浜市中区山手町99番地
(外国人墓地のすぐそばです)
横浜地方気象台までの交通のご案内と横浜地方気象台の沿革、組織を掲載しています。
〒231-0862
神奈川県横浜市中区山手町99番地
(外国人墓地のすぐそばです)
横浜地方気象台はAED(自動体外式除細動器)を庁舎2階に設置しています。
AEDは、心室細動などの不整脈に対し、心臓に電気ショックを加えて正常な状態に戻す医療機器です。
横浜地方気象台は1896(明治29)年8月1日に、当時は神奈川県測候所として、海岸通一丁目(山下公園付近)に設立されました。
大正12年の関東大震災によって建物がすべて焼失し、現在(山手町)の建物は昭和2年に建設され、同11月より業務を開始しました。
この建築様式は1920年~1930年頃に流行したアール・デコと呼ばれる装飾様式で、その面影は玄関上の装飾部分や柱の幾何学模様に見られます(写真下中)。
気象台の中に入ると、大正15年生まれの「大きなのっぽの古時計」がお客様を迎えます(写真右下)。
横浜地方気象台
庁舎の玄関
大正時代の古時計
気象台では、天気、気温、湿度、日照時間、降水量、風の向きや速さといった気象観測や地震の観測をしています。
また、植物の状態が季節によって変化する現象(生物季節)も観測しています。
スプルング自記気圧計注1
風向風速計
露場(ろじょう)
注1:晴雨計とも呼ばれ、昭和初期~20年頃に活躍しました。現在は動きません。
気象庁から送られてくる気象観測データやコンピュータによる分析結果などから、県内の注意報・警報、台風情報などの防災情報や天気予報を発表しています。
また、気象観測データを整理し、気象資料の提供や統計・調査、証明及び鑑定を行っています。
この他にも、広報活動の一環として職員の講師派遣(出前講座)なども行っています。