秋田地方気象台長からのメッセージ

地域の特性を知って、備えて、ご自身と大切な人を守ってほしい

秋田地方気象台長

 いつも秋田地方気象台ホームページをご利用いただきまして、ありがとうございます。


 秋田県は、西は日本海に面し、北、東、南の三方を山々に囲まれ、3つの大きな川(米代川、雄物川、子吉川)と6つの活火山(十和田、秋田焼山、八幡平、秋田駒ヶ岳、栗駒山、鳥海山)を有し、 県内各地に特色ある観光地を持つ自然豊かな県です。自然が豊か、ということは、同時に自然災害の危険と隣り合わせ、ということでもあります。 過去には昭和58年(1983年)日本海中部地震、平成3年(1991年)台風第19号(通称:リンゴ台風)などで大きな被害を受けました。冬季は時として大雪や暴風雪に見舞われることがあります。


 この自然と上手につきあっていくために、秋田地方気象台は明治15年(1882年)10月に秋田測候所として開設され、気象観測を始めました。 それから140年余にわたり、秋田の気象・地震・火山などの自然現象を監視するとともに、大雨や暴風等の気象状況を予測し、必要に応じて警報や注意報等の防災気象情報を発表してきました。 近年は、市町村・県・国・報道など関係機関との連携をさらに強化し、いざという時に住民のみなさまが自らの身を守る行動をとっていただけるよう、防災知識の普及活動などにも力をいれています。


 今後も地域に根差したきめ細やかな取り組みを進めて参ります。秋田地方気象台を引き続きよろしくお願い申し上げます。


令和5年 4月 3日
秋田地方気象台長 山本 佳緒里(やまもと かおり)

県・市町村訪問の履歴

 秋田県や各市町村を訪問し、気象台の取り組みや地域における防災への協力、大雨時等の連絡手段の確認など、知事や市町村長との懇談を行い連携を確認しています。


▶ 令和5年度