青森地方気象台長からのメッセージ

青森地方気象台長の近影  みなさま、こんにちは。青森地方気象台のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。青森地方気象台長の岩井 弘樹(いわい ひろき)です。私は青森県五戸町の出身で、初任地が青森地方気象台でした。そしてまた青森で台長を務めることになり大変光栄に思っております。

 青森県は、三方を海に囲まれ、白神山地や八甲田山など多くの観光資源があるとても魅力的な県です。また、季節ごとの美しい自然の中で豊かな恵みが育まれ、そういった中で県民のみなさまの生活が営まれています。一方、近年は日本各地で大きな被害をもたらす自然災害が発生しています。特に地球温暖化に伴って、雨の降り方は局地化、集中化、激甚化しており、平時の穏やかな暮らしが、一変して大きな災害に見舞われることもあります。青森県でも、昨年8月の下北・上北を中心とする大雨では甚大な被害が発生しました。これからも、今までに経験したことのないような大雨が降る可能性も想定しておかなければと考えています。そして冬季には大雪による災害もたびたび発生しています。昨冬の大雪でも、県民の多くの方々が大変なご苦労をされたことと思います。

 また、内閣府からは日本海溝・千島海溝で想定される最大クラスの巨大地震と大津波により、甚大な被害が出るとの試算も公表されています。さらに青森県内には、岩木山、八甲田山、十和田といった常時観測を行っている活火山があります。

 自然災害から県内の被害が少しでも軽減されるよう、青森地方気象台では、現象の監視と予測によりさまざまな防災気象情報を発表しています。いざという時にこれらの情報を的確に活用していただくため、気象台では、防災関係機関や住民の方々に対して防災気象情報の利用について解説し、防災に関する知識の普及・啓発に努めています。そして、市町村や県、国、報道機関などとの連携を推進し、地域の防災力が向上するよう力を入れて取り組んでいます。

 これからも、気象台職員一丸となって、県内のみなさまを自然災害から守るために努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

令和4年4月
青森地方気象台長 岩井 弘樹