離任挨拶

青森地方気象台長の近影  前青森地方気象台長 小野寺です。

 私こと、令和4年3月31日をもって離任いたしました。在職中にお付き合いくださった皆様にはこの場を借りて深く感謝申し上げます。
 在職中の2年間は新型コロナの影響でイベント中止が相次ぎ、青森ネブタはついに見物することもなく、何とか開催された昨年の弘前さくらまつりも結局足が向くことはありませんでした。
 せっかくの青森県勤務なのに残念なことでした。それでも、新型コロナ感染が落ち着いた時期には、夏泊半島や東岳周辺の無名山の沢を上って山菜採りなど楽しむことが出来たことは良い思い出です。
 一方、昨年8月9日から10日にかけての下北・上北を中心とする大雨では、予想をはるかに超える大雨になってしまって、私自身は慌ててしまい自分が為すべきことがしっかり出来なかったことを後悔しており、その気持ちは今もずっと抱えたままです。幸い職員が寝食を惜しんで対応してくれたこともあり何とか気象台としての使命を全うすることが出来ました。
 自然はときに人智の及ぶところでない非常に険しい現象を引き起こすことがあります。前述の大雨はそれに近いものでした。私たちは、こうした特異な自然現象を、決して侮ったり他人事のように思わず、我が事として理解し対処をトレーニングしておきたいものです。
 とりとめのないことを書きましたが、楽しくお付き合いしてくださった県民と青森の山野には感謝と御礼しかありません。願わくばこの先、皆様に大きな自然災害が降りかからないことを心より祈念して、離任の挨拶といたします。本当にありがとうございました。

令和4年4月
前青森地方気象台長 小野寺 優