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中部国際空港の気象特性

地勢

中部国際空港は、愛知県名古屋市から南へ約35㎞の知多半島中央部の常滑沖約3㎞を埋め立てた人工島に作られました。周辺の地勢は、伊勢湾を隔てて西側の三重県対岸まで約16㎞の距離があります。北は濃尾平野、東は三河平野が広がっています。一方、約40㎞西方には標高1000~1200mの鈴鹿山脈があり、その南には布引山地、脊梁部は1500~1900mの紀伊山地に繋がっています。

気象特性

気候は、暖候期は高温・多雨、寒候期は少雨・乾燥する特徴がある。海上空港という特性上、年間を通して風が強く、特に冬型の気圧配置においては西から北西の季節風が卓越し強い。また、降雪は時々見られるが、積雪は年に1~2回程度である。雷は、冬季はほとんどなく、夏季に集中して発生するが、愛知県の平野部や山沿いに比べて発生回数は少ない。霧は、海面水温が気温に比べ低い春から梅雨期(2月~7月)にかけて発生しやすい。 


中部航空地方気象台:愛知県常滑市セントレア1丁目1番地
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