地震観測(機器)

沖縄地方・大東島地方の震度観測点

沖縄気象台は、地震計を県内20か所、計測震度計を29か所に設置して地震を監視しています。地震が発生した時に防災関係機関が速やかに防災体制を取れるように、 各地域の震度等、地震に関する情報を発表します。津波による災害の発生が予想される場合は、順次大津波警報・津波警報・津波注意報、津波情報を発表します。 また、津波による災害が起こるおそれがない場合や津波が予想されないときには津波予報を発表します。
また、沖縄県や防災科学技術研究所が各地に設置した震度計の震度データを、気象庁が発表する地震情報に取り込んで発表しています。
(平成25年7月30日現在、55か所)
大東島地方には、沖縄気象台の設置した震度計や地震計が
  • ・南大東村字在所(南大東島地方気象台庁舎内)
  • ・南大東村字池之沢
  • ・北大東村黄金山
にあり、沖縄県の設置した震度計が南大東村役場と北大東村中野(北大東村役場)にあります。

南大東島に設置している津波観測計

大東島地方では、南大東村字北(南大東漁港内)に津波観測計と巨大津波観測計を設置し、潮位の観測・通報を行っています。 この潮位を観測することで、津波の高さや高潮を監視することができます。 津波観測計は、電波を海面に向けて発射し、反射して戻ってくるまでの時間から潮位を求めます。 また、巨大津波観測計は、水中に設置した水圧センサーを用いて、水圧の変化を測定することにより潮位を求めます。

津波観測計と巨大津波観測計


大東島地方に設置している地震計・震度計

気象庁は、大東島地方において、南大東村字在所(南大東島地方気象台庁舎内)、南大東村字池之沢及び>北大東村黄金山に震度計や地震計を設置し、震度などの観測・通報を行っています。
計測震度計
計測震度計処理部
計測震度計処理部
計測震度計感部
計測震度計感部


地震計は、震源や地震の規模(マグニチュード)を決定するために設置された地震観測装置です。 南大東島の池之沢地震観測局には、速度型地震計、計測震度計、長周期地震計が設置されています。
地震計
池之沢の地震観測所
池之沢の地震観測所
地震計感部
地震計感部


北大東島地震観測局には、速度型地震計、計測震度計、広帯域強震計が設置されています。
北大東の地震観測所
北大東の地震観測所
地震計感部
地震計感部