大雨と雷及び突風に関する福島県気象情報 第4号 平成23年7月29日11時15分 福島地方気象台発表 (見出し) 福島県では、29日夜のはじめ頃にかけて、局地的に雷を伴って非常に激し い雨が降り、大雨となる所がある見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、 河川の増水やはん濫に警戒して下さい。また、落雷や竜巻などの激しい突風 に注意して下さい。 (本文) 【気象状況】 前線が、日本海から北陸方面をとおり日本の東にのびています。前線に向か って暖かく湿った空気が流れ込んでおり、福島県では大気の状態が不安定と なっています。 【雨・雷】 <実況> 降り始め(27日13時)から29日11時までの主な地点の雨量は次のと おりです。(アメダスによる速報値)  西会津      277.5ミリ  金山       249.0ミリ  只見       188.0ミリ  南会津町南郷   162.5ミリ  南会津町田島   161.5ミリ  若松       157.5ミリ  喜多方      154.0ミリ <地域・時期・量的予想> 福島県では、29日夜のはじめ頃にかけて、局地的に雷を伴い、1時間に6 0ミリの非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。 予想される30日12時までの24時間雨量は、多い所で120ミリです。 <防災事項> 26日からの局地的な大雨や、これまでの地震の影響で地盤の緩んでいる所 があります。がけ崩れや山崩れなどの土砂災害や低い土地の浸水、河川の増 水やはん濫に警戒して下さい。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意し て下さい。 【補足事項】 今後、気象台の発表する警報や注意報、気象情報に留意して下さい。 この情報は、「大雨と雷に関する福島県気象情報 第3号」を引き継ぐもの です。次の「大雨と雷及び突風に関する福島県気象情報」は、29日17時 30分頃発表する予定です。 =