会津の大雨と洪水及び雷に関する福島県気象情報　第６号
平成２３年７月３０日０５時３２分　福島地方気象台発表

（見出し）
会津では、平成１６年７月新潟・福島豪雨を上回る記録的な大雨となってい
る所があります。引き続き３０日昼前にかけて局地的に雷を伴い猛烈な雨が
降り、大雨となる見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水やは
ん濫に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意して下さ
い。

（本文）
【気象状況】
前線が、朝鮮半島から北陸地方、東北南部を通って関東の東に停滞していま
す。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、新潟県から会津に
かけて発達した雷雲が流れ込んでいます。

【雨・雷】
＜実況＞
会津では平成１６年７月新潟・福島豪雨を上回る記録的な大雨となっている
所があります。
降り始め（２７日１３時）から３０日０５時までの主な地点の雨量は次のと
おりです。（アメダスによる速報値）
　只見　　　　　　　６７１．５ミリ
　西会津　　　　　　３２７．５ミリ
　南会津町南郷　　　２７２．０ミリ
　南会津町田島　　　２０１．５ミリ
　若松　　　　　　　１６８．５ミリ
　喜多方　　　　　　１６５．５ミリ

＜地域・時期・量的予想＞
会津では、３０日昼前にかけて、局地的に雷を伴い、１時間に８０ミリの猛
烈な雨が降り、大雨となる見込みです。
予想される３１日０６時までの２４時間雨量は、多い所で１５０ミリです。

＜防災事項＞
会津では、２７日からの記録的な大雨により土砂災害の危険度が高くなって
いる所があります。がけ崩れや山崩れなどの土砂災害や低い土地の浸水、河
川の増水やはん濫に厳重に警戒して下さい。また、落雷や竜巻などの激しい
突風、ひょうに注意して下さい。

【補足事項】
今後、気象台の発表する警報や注意報、気象情報に留意して下さい。
これは「大雨と雷及び突風に関する福島県気象情報」を引き継ぐものです
。
これで「会津の大雨と洪水及び雷に関する福島県気象情報」は終了します
。
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