岐阜地方気象台長からのご挨拶「みなさまの安心・安全のために」

ホームページをご覧のみなさま、こんにちは。岐阜地方気象台長の大溝英哉(おおみぞ ひでや)です。隣の滋賀県(彦根地方気象台)より関ケ原を越えて、令和6年4月1日に着任いたしました。

私は、岐阜県の出身で、地元で勤務できることをうれしく感じているところです。

岐阜地方気象台が担当する岐阜県は、周囲を7県に接し全国で7番目の広さを持つ内陸県です。海抜ゼロメートル地帯から3000メートルを超える山岳地帯まで高低差の大きな地形を有し、県の北部には分水界となる山々もあり、また、5つの活火山も有しています。広い県土と変化に富んだ地勢から、同じ県内でも地域により気候特性も異なっています。

昨今は季節を問わず気象現象による災害が発生しており、日々気象現象を監視することが重要となっています。

また、今年の1月には、能登半島地震があり、県内でも最大震度5弱を観測し、広い範囲で揺れを感じたところです。過去には、濃尾地震が発生しており、また、南海トラフ地震に対する切迫感も高まっており、地震災害への備えが必要となっています。

当台は、気象災害による被害を防止・軽減し、県民のみなさまの安心・安全を確保するため、岐阜県、県内市町村、防災関係機関や報道機関と連携し、職員一丸となって地域に根差したきめ細やかな取り組みを進めてまいります。

今後とも岐阜地方気象台をよろしくお願いいたします。

台長顔写真

令和6年4月

岐阜地方気象台長
大溝 英哉