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広島地方気象台長からのメッセージ

平成30年7月豪雨から1年を迎え

 平成最大の豪雨による人的被害となった平成30年7月豪雨から1年が過ぎました。広島県内には未曽有の豪雨による多数の爪痕が残り、避難生活を続けられている方も多数おられます。改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われました皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

 被災日の7月6日には、県内各地に献花台がおかれ追悼式が催されました。私も参列し、二度と土石流や土砂崩れから逃げ遅れて亡くなる方を出さないとお誓いしつつ献花をさせていただきました。

 この平成30年7月豪雨を契機として政府では、本年3月末に5段階の「警戒レベル」を導入しました。対応して気象庁では、5月29日に注意報・警報、土砂災害警戒情報などの発表時に相当する警戒レベルの表示することを開始しました。さらに6月28日には、土砂災害の危険度の高まりを10分毎にリアルタイムで示す「大雨警報(土砂災害)の危険度分布」を5kmメッシュから1kmメッシュに高解像度化しました。これにより避難が必要な範囲をより的確に判断することが可能となっています。これらの新しい情報と既に1kmメッシュ化されている「洪水警報の危険度分布」、「大雨警報(浸水害)の危険度分布」、「雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト)」などの情報とあわせて、自助・共助・公助での避難行動にご活用ください。

 最後になりますが、私の希望としては豪雨が発生せず、この新しい情報も活躍の場がないことが一番です。しかし、天災は必ず繰り返します。日頃からの備えと情報収集、また非常時には早めの防災行動をとっていただきますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。

 

令和元年7月8日        

広島地方気象台長 川真田正宏

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