沿革

高知地方気象台の沿革

 大阪管区気象台管下の地方機関の一つである高知地方気象台は、現在、高知城の近くに位置する高知地方合同庁舎において、 24時間365日、休むことなく各種の観測を行うとともに、みなさまの日々の生活に密着する天気予報や、 大雨・地震・津波などに対する防災情報の発表など、気象・防災業務に取り組んでいます。
 その原点を辿っていくと、高知県の組織として明治15年(1882年)3月1日に創立された高知県高知測候所での気象観測が 最初であり、以後、高知市内での3回の移転、昭和13年(1938年)の国営移管、昭和32年(1957年)の地方気象台への改称を経て、 現在に至っています。


年表

<高知地方気象台>
  • 年月
  • 摘要
  • 明治14年(1881年)12月
  • 高知県が気象観測事業の実施を計画
    (土佐郡下知村稲荷新地(現在の高知市二葉町付近)に庁舎新営)
  • 明治15年(1882年)3月
  • 高知県高知測候所創立 気象観測開始
  • 明治21年(1888年)5月
  • 高知市丸ノ内1番地(高知公園二の丸)に移転
  • 昭和13年(1938年)7月
  • 国営移管され、中央気象台高知測候所と改称
  • 昭和14年(1939年)11月
  • 高知測候所と改称
  • 昭和15年(1940年)1月
  • 高知市南比島町24番地(現在の比島町一丁目)に移転
  • 昭和32年(1957年)9月
  • 高知地方気象台と改称
  • 昭和52年(1977年)3月
  • 高知地方合同庁舎(高知市本町四丁目3番41号に移転(現在に至る))

高知県内にあった測候所の沿革情報

<室戸岬測候所>
  • 年月
  • 摘要
  • 大正9年(1920年)7月
  • 中央気象台付属室戸測候所創立
  • 昭和11年(1936年)7月
  • 中央気象台室戸岬測候所と改称
  • 昭和14年(1939年)11月
  • 室戸岬測候所と改称
  • 昭和25年(1950年)4月
  • 室戸岬測候所津呂分室開設
  • 昭和38年度(1963年度)
  • 津呂分室廃止
  • 平成20年(2008年)10月
  • 測候所を廃止し特別地域気象観測所へ移行
<清水測候所>
  • 年月
  • 摘要
  • 大正10年(1921年)11月
  • 中央気象台付属足摺臨時出張所を設置
  • 大正11年(1922年)3月
  • 中央気象台付属足摺測候所と改称
  • 昭和5年(1930年)7月
  • 中央気象台付属清水測候所と改称
  • 昭和13年(1938年)7月
  • 清水測候所と改称
  • 昭和15年(1940年)4月
  • 清水測候所足摺分室開設
  • 平成7年(1995年)4月
  • 足摺分室廃止
  • 平成19年(2007年)10月
  • 測候所を廃止し特別地域気象観測所へ移行
<宿毛測候所>
  • 年月
  • 摘要
  • 昭和17年(1942年)3月
  • 宿毛測候所創立
  • 平成13年(2001年)3月
  • 測候所を廃止し特別地域気象観測所へ移行