甲府地方気象台長からのごあいさつ

気象台の台長による皆さまへのごあいさつです。

ごあいさつ

 甲府地方気象台のホームページを御覧いただきありがとうございます。
 令和6年4月に着任しました、台長の 鈴木 健司(すずき けんじ、神奈川県出身)です。

 周囲を富士山や南アルプス等の高山に囲まれた山梨県は、全国的にみると晴れの日が多く、比較的穏やかな土地柄で、豊かな自然が観光資源となっている、自然災害が少ない地域と考えられています。

 山梨県では近年顕著な気象災害は発生していませんが、過去には、平成3年の台風による犠牲者や平成26年の大雪による果樹の倒木等の多大な経済被害が発生しています。また、全国に目を向けると、毎年のように集中豪雨や台風等による風水害が発生していて、特に近年は雨の降り方が局地化・集中化・激甚化してきています。さらには、山梨県には、ひとたび噴火すれば甚大な被害が予想される活火山の富士山があり、発生の切迫性が指摘されている南海トラフ巨大地震の影響を受ける地域でもあります。

 甲府地方気象台は、このような山梨県内における自然災害による人的、社会経済的な被害を可能な限り回避、軽減するために、平時においては、分かりやすい防災気象情報の提供と丁寧な解説、自治体や防災関係機関等との顔の見える関係の構築・連携強化、気象データやキキクルなど防災気象情報の利活用促進にかかる周知広報活動に取り組みます。また、緊急時においては、首長ホットライン等により気象台から能動的に警戒を呼びかけることで、気象台が抱く危機感を自治体と共有し、自治体の防災対応を即時的に支援します。さらには、気象庁防災対応支援チーム(JETT)を自治体の災害対策本部等に派遣するなど適時的確な防災気象情報の解説を実施し、地元防災機関の応急復旧活動支援に努めます。

 甲府地方気象台は、これからも県民の皆さまの安心・安全を支える組織の一つとして、山梨県や県内27の市町村、国の防災関係機関や報道機関等とも連携・協力して地域防災を進めてまいります。


令和6年4月
甲府地方気象台長 鈴木 健司

台長

鈴木台長

庁舎

気象台庁舎

庁舎からの眺望

庁舎からの眺望1

庁舎からの眺望

庁舎からの眺望2

庁舎からの眺望

庁舎からの眺望3

気象台の取り組み

甲府地方気象台を含む東京管区気象台管内の気象台では地域防災支援の一層の推進のため、気象防災ワークショップの実施、津波フラッグの普及啓発及び自治体等による活用推進、機を捉えた普及啓発の推進等に重点的に取り組んでいます。

市町村訪問

市町村長様へのご挨拶・ご説明

気象防災ワークショップ

気象防災ワークショップ

気象庁ワークショップ

気象庁ワークショップ

津波フラッグ

津波フラッグの広報

施設見学

報道機関による施設見学

出前講座

出前講座

テレビ出演

テレビ出演

大学との連携

大学との連携

機器点検

観測機器の定期点検

富士山の積雪状況の調査

富士山の積雪状況の調査

このページに関するお問い合わせ先

甲府地方気象台 担当:業務・危機管理官
電話番号:055(222)3634