沿革

高層気象台の沿革

高層気象台の沿革
西暦和暦概要
1920年大正9年8月高層大気を専門に観測する気象台として設立
11月地上気象観測開始
1921年大正10年4月小型気球と測風経緯儀による上層風の観測を開始
1922年大正11年12月「たこ」と係留気球による下層の気圧・気温・湿度・風の観測を開始
1924年大正13年12月ジェット気流を世界に先駆けて発見
1925年大正14年8月自記気象計付きの探測気球による気圧・気温・湿度・風の観測を開始
1944年昭和19年9月ラジオゾンデ観測(気圧・気温・湿度)を開始
1948年昭和23年11月レーウィン観測(風・気圧)を開始
1955年昭和30年7月ドブソン分光光度計によるオゾン全量観測を開始
1957年昭和32年4月00及び12(UTC)でのレーウィンゾンデ観測(気圧・気温・湿度・風)を開始
7月日射・赤外放射観測と、ドブソン分光光度計によるオゾン反転観測を開始
1964年昭和39年9月オゾンゾンデによる対流圏・下部成層圏のオゾン濃度の観測を開始
1975年昭和50年3月現庁舎に移転
1990年平成2年1月ブリューワー分光光度計による波長別紫外域日射の観測を開始
1993年平成5年2~3月WMOラジオゾンデ国際比較を当台で実施(米国、英国、フィンランドが参加)
1994~96年平成6~8年-ウィンドプロファイラによる風観測の定常化に関する業務実験(高層気象台・観測部・予報部・気象研究所)
1996年平成8年2月基準地上放射観測網(BSRN)に地点登録
2~3月
8~9月
アジア・太平洋地域オゾンワークショップ/オゾン国際比較を当台で実施(インド、韓国、タイ、フィリピン、中国、パキスタン、マレーシアが参加)
1999年平成11年7月高高度(5hPa・35km)までのレーウィンゾンデ観測を開始
2002年平成14年1月高精度の波長別紫外域日射観測を開始
2003年平成15年3月ドブソン分光光度計アジア地区比較を当台で実施(中国が参加)
2004年平成16年3月レーウィン観測終了
2005年平成17年5月(気象庁による紫外線情報の提供開始)
2006年平成18年3月ドブソン分光光度計アジア地区比較を当台で実施(インド、イラン、パキスタン、タイ、フィリピンが参加)
2008年平成20年1月赤外放射観測の世界基準の確立と準拠への移行完了
2009年平成21年9月GCOS基準高層観測網(GRUAN)に参加(世界15か所目)
11月GPS受信装置による気柱水蒸気量の観測を開始
12月測風ライダーによる風の観測を開始
GPSゾンデによるラジオゾンデ及びオゾンゾンデの観測を開始
2011年平成23年9月ドブソン分光光度計アジア地区比較を当台で実施(中国が参加)
2012年平成24年3月第4回GRUAN実施調整会議を日本(気象庁)で開催、サイトビジットを高層気象台で実施
4月地上気象観測及び高層気象観測現業の一体化運営
2013年平成25年3月係留気球観測終了
2015年平成27年3月高高度(5hPa・35km)観測終了
2016年平成28年3月ドブソン分光光度計アジア地区比較を当台で実施(パキスタン、タイ、中国が参加)
2017年平成29年1月地上オゾン観測終了
2017年平成29年4月組織の一部改編
2018年平成30年2月オゾン全量・反転観測に用いる測器をドブソン分光光度計からブリューワー分光光度計に移行
4月GRUANサイト認証取得
2020年令和2年
1月測風ライダーによる風の観測終了
8月創立100周年を迎え、「高層気象台100年誌」を発行
2023年令和5年
1月GPS受信装置による気柱水蒸気量の観測終了
3月自動放球装置(ABL:Automatic Balloon Launcher)による高層気象観測を開始
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