気柱水蒸気量観測

気柱水蒸気量観測とは

気柱水蒸気量とは、地上から上空までの大気に含まれる水蒸気量の総和(GPS可降水量)のことで、水蒸気がすべて降水となった場合に地上で観測される降水量を表します。 これは、水蒸気量が多いほど電波の到達が遅れる性質を利用し、GPS衛星から発射された電波が地上の受信機に届くまでにかかる時間を計測することで算出しています。

高層気象台では24時間連続で観測しています。

気柱水蒸気量観測装置の構成物

気柱水蒸気量観測設備はGPSアンテナ、受信機、データ処理部で構成されています。

GPSアンテナの写真 受信機とデータ処理部の写真

GPSアンテナ(左)、受信機とデータ処理部(右)

気柱水蒸気量観測結果の例

下の図は、2012年5月の気柱水蒸気量の変動を表したグラフの例です。縦軸は気柱水蒸気量、横軸は日付となっています。毎日2回行われているGPSゾンデ観測から算出した気柱水蒸気量も併せて表示しています。

2012年5月の気中水蒸気量(GPS可降水量)時系列グラフ

2012年5月の気柱水蒸気量(GPS可降水量)時系列グラフ
赤線:気柱水蒸気量、×印:GPSゾンデ観測から算出した値

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