熊本地方気象台長からのメッセージ

ごあいさつ

熊本地方気象台のホームページをご利用いただきありがとうございます。
台長の松下光広(まつした みつひろ)です。

 熊本地方気象台は、明治23年(1890年)2月に熊本市字被分町(現在の水道町)に熊本県立熊本一等測候所として創立されました。その後、明治35年(1902年)1月に熊本市京町に移り、平成23年(2011年)2月からは熊本市西区春日の熊本地方合同庁舎で業務を行い、創立から今年で133年目になります。

 熊本県は九州地方のほぼ中央に位置し、県の東部には南北に九州山地が連なり、西部は有明海、八代海及び東シナ海に面しており、各地域で山地、内陸、海洋の気候特性を持っています。
 年間の降水量は2,000㎜前後と比較的多く、東部の山地では3,000㎜を超えるところがあります。特に梅雨期間(6・7月の2ケ月間)の降水量は、年間の約4割を占め、平成24年7月九州北部豪雨や令和2年7月豪雨など、これまでもたびたび土砂災害や洪水の被害が発生しています。
 また、平成28年(2016年)熊本地震でも大きな被害が発生しています。阿蘇山の火山活動などにも引き続き留意する必要があります。

 このような状況のもと、熊本地方気象台では防災気象情報を発信するだけでなく、平時において県や市町村など地方公共団体等と連携・協力して、地域の防災力向上に関する普及啓発などの取組みを強化しています。また、大規模な災害が発生した、又は発生が予想される場合には、地方公共団体など関係機関に職員を派遣して、気象情報の提供や解説を行うことにより、関係機関の防災対応を支援しています。
 熊本地方気象台では、県民のみなさまに頼りにされる気象台であり続けられるように、職員が一丸となって地域の防災力の向上に取り組んでまいります。

令和4年4月

松下光広台長