気象情報等で引用する過去事例

気象台では、過去事例と同様な雨が降ること等により、甚大な災害が発生するおそれがあり、 過去に大きな災害をもたらした事例を引き合いに出さないといけないほど危機感を持っている場合、 気象情報や記者会見等で過去事例を引用し警戒を呼びかけます。 以下に京都府で引用する過去事例の資料を掲載しています。これらは、過去の災害を調べ代表的な事例として選んでおり、今後も必要に応じて見直しを行います。 　　　　

<　大雨、暴風、高潮事例　>
• 平成16年（2004年）台風第23号（平成16年10月18日～21日）（PDF：1652KB） ：記録的な大雨
  由良川が氾濫、観光バスが立ち往生し、乗客乗員計37人はバスの屋根に避難。翌朝、ヘリコプター等で全員救出。
• 平成25年（2013年）台風第18号（平成25年9月15日～16日）（PDF：1565KB） ：記録的な大雨
  京都府、滋賀県、福井県に運用開始後初の大雨特別警報を発表。
• 平成30年（2018年）7月豪雨（平成30年6月28日～7月8日）（PDF：987KB） ：長雨による記録的な大雨
  京都府を含む1府10県に大雨特別警報を発表。
• 平成30年（2018年）台風第21号（平成30年9月3日～5日）（PDF：1913KB） ：記録的な暴風・高潮
  関空連絡橋タンカー衝突・滑走路等浸水、倒木や車横転、家屋被害、電柱倒壊による大規模停電、コンテナ等の流出、浸水後の車両火災
※2021.1.14 潮位のデータを3分平均値に更新しました。

<　大雪事例　>

• 平成24年（2012年）強い冬型の気圧配置による大雪 （平成24年2月2日）（PDF：351KB） ：北部を中心に大雪
  高速道路や一般道路で通行止め多数、鉄道でも運休や遅延が発生、負傷者や住家の半壊等の被害も発生。
  舞鶴の2月2日の月最深積雪87センチは観測史上1位となり、降雪の深さ日合計46センチは観測史上4位となった。
• 平成27年（2015年）強い冬型の気圧配置による大雪（平成27年1月１日～3日）（PDF：391KB） ：広い範囲で大雪
  高速道路や一般道路で通行止め多数、鉄道でも運休や遅延が発生、負傷者や住家の半壊等の被害も発生。
  京都市では降雪の深さ日合計が1月2日、1日それぞれ観測史上2位と3位で、連日の警報級の大雪。