令和4年4月1日から京都地方気象台長を務めます石原洋です。いつも京都地方気象台のホームページをご利用いただきありがとうございます。
さて、近年はほぼ毎年のように全国のどこかで、大雨、大雪、地震、津波、火山噴火等による甚大な自然災害が発生しており、それによる人的・物的被害や社会への影響の様子がテレビ等で報じられています。京都府も例外ではなく、最近では平成30年(2018年)6月の大阪府北部を震源とした地震により京都市、亀岡市、長岡京市、八幡市、大山崎町、久御山町で震度5強を観測、同年7月の豪雨により福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、南丹市、京丹波町、伊根町、与謝野町に特別警報を発表、さらに同年9月の台風第21号による暴風で南丹市、京田辺市で最大瞬間風速の記録を更新するなど、普段の生活圏で自然災害に巻き込まれるおそれがあることがわかります。
京都地方気象台では、府民の生命・財産を守るべく職員一丸となって防災に関わる気象情報を適時的確に発信してまいります。また、日々の天気予報、さくらの開花日・満開日の発表などを通じて府民に親しまれる身近な気象台も目指してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
京都地方気象台長 石原 洋 (いしはら ひろし)