台風第19号は、10月6日03時に南鳥島近海で発生し、7日18時には大型で猛烈な勢力となり、日本の南海上を北西進した後、10日21時には大型で非常に強い勢力に変わりました。 その後、大型で非常に強い勢力を保ったまま近畿地方に接近し、10月12日19時前に静岡県伊豆半島に大型で強い勢力で上陸しました。関東地方を縦断後、13日12時に北海道の南東海上で温帯低気圧に変わりました。 この台風の影響で、京都府では降り始めの11日17時から13日12時までの総降水量は、綾部市睦寄町で140.0ミリ、福知山市坂浦で114.5ミリ、京田辺で108.5ミリを観測しました。 風については、舞鶴で12日17時22分に北の風、36.4メートルの最大瞬間風速、12日17時01分に北の風、21.1メートルの最大風速を観測しました。また、経ｹ岬の沿岸波浪計で13日01時に9.1メートルの有義波高を観測しました。
京都府内では、風にあおられて転倒するなどして4人が負傷したほか、住家一部損壊1件、停電、道路の通行止め、交通機関の運休などが発生しました。【被害状況：京都府調べ（15日09時00分現在）】