5月20日から21日にかけて、梅雨前線上に発生した低気圧が日本海を東北東に進みました。西日本では梅雨前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となりました。 このため、京都府では南部を中心に大雨となり、20日09時（降り始め）から21日16時までの降水量は京田辺で159.0ミリ、長岡京で135.0ミリ、京都市中京区で120.5ミリを観測しました。 京田辺では3時間降水量、6時間降水量、12時間降水量の期間最大値が5月としての極値を更新しました。この大雨により、京都府と京都地方気象台は土砂災害警戒情報を京都市左京区に発表し、鴨川・高野川に氾濫注意情報を発表しました。
家屋の一部損壊や、崩土、倒木、通行止めが発生しました。また、農作物や農業用施設への被害が発生しました。