24日から25日にかけて、近畿地方の上空約1500メートル付近に、この冬一番の氷点下12度以下の寒気が流れ込み、日本付近は強い冬型の気圧配置となりました。 このため、京都府では24日から25日にかけて大雪となり、京都市中京区では24日に15センチの最深積雪を観測しました。また、北部を中心に強風が吹き、京丹後市間人では18.1メートルの最大風速を観測しました。
大雪により、福知山市では除雪作業中の事故による死亡者1名、車のスタック解消中の事故による重傷者1名、また転倒等により京都市で22名、宇治市で8名、久御山町で6名が負傷し、強風により綾部市では住宅の壁の倒壊で1名が負傷しました。 住宅被害では綾部市で一部破損が1棟となっています。交通障害では、京都縦貫自動車道や第二京阪道路、各国道等で通行止めとなり、ＪＲでは列車の運転見合わせ等が発生しました。【被害状況：31日10時現在京都府及び消防庁調べ、ＪＲ西日本ホームページより】