島根県の生物季節観測

生物季節観測

 気象官署で行う生物季節観測は、植物の状態が季節によって変化する現象について行う観測をいい、季節の遅れ進みや、気候の違い、

 変化など総合的な気象状況の推移を知るために行っています。

 松江地方気象台での最近の観測成果は以下のとおりです。

 注1…令和3年5月19日から新平年値(統計期間1991年~2020年)を使用しています。

 注2…観測日の前に付加してある「<」は値が観測年の前年。「>」は観測年の翌年であることを示す。

  例:うめ開花の最早(<1998年12月19日)は1998年になる前に前年(1997年)の12月19日に観測されたということになります。

 注3…近年、気象台周辺の生物の生態環境が変化しており、生物季節観測が難しくなったことから、令和3年1月より生物季節観測を

   植物の6種目9現象を対象とした観測に変更しました。


植物の現象の観測方法

開花日

 対象とする植物の花が数輪(あじさいは2~3輪、うめ、さくらは5~6輪です。)以上咲いた日。
 すすきは葉鞘(読み方:ようしょう)から抜き出た穂の数が、穂が出ると予想される全体の約20%に達したと推定される最初の日。


満開日

 対象とする植物の花の約80%以上が咲いた日。


紅(黄)葉日

 対象とする植物の葉の色が大部分紅(黄)色系統の色に変わり、緑色系統の色がほとんど認められなくなった日。


落葉日

 対象とする植物の葉の約80%が落葉した日。

過去の生物季節観測

生物季節観測の概要や過去の生物季節観測データは気象庁ホームページ(生物季節観測の情報)JMAでご覧いただけます。