【2018年度の取組み】 気象庁では、平成30年7月豪雨やその後の台風等において、 自治体に気象台職員を派遣して情報収集や気象解説に取組みました。 |
愛媛県知事との会談 | |
訪問日(場所):平成30年4月24日(愛媛県知事室) 愛媛県の地域防災力の支援について会談 松山地方気象台長が、愛媛県内全20市町の首長を訪問し、信頼関係を深化させることを説明しました。 |
愛媛県内市町の首長訪問 首長との信頼関係を深化 |
平成30年6月29日 大洲市長を訪問しました | |
二宮隆久市長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを交換しました。
これまで、行政として大きな水害対応に関わってこられたことをお聞きし、災害時の住民避難等について懇談しました。 5月20日の選挙で市長に就任され、多忙ななかで面談の時間をいただきました。市役所の市長プロフィールページでは、市長が微笑んでいます。ご家族の手によるイラストだそうです。 一緒にいるのはネコですかと聞いてしまいました。ごめんなさい・・・ |
平成30年6月26日 西条市長を訪問しました | |
玉井敏久市長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを確認しました。
大雨災害をもたらす線状降水帯の発生予測、災害対策本部で必要とされる情報、市内を流れる河川の特徴などについて懇談しました。また、常設の災害対策本部室を見学させていただきました。 昨年8月に続き二度目の訪問となりました。市内は地下水が豊富で、「うちぬき」と呼ばれる噴出しがいくつもあります。 そのひとつの市役所南隣にあるうちぬき広場で、名水百選に選定されたうちぬきを味わってきました。冷たくてさわやか。 |
平成30年6月21日 西予市長を訪問しました | |
管家一夫市長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを確認しました。前日の6月20日に発表した大雨警報(土砂災害)と土砂災害警戒情報への防災対応や被害状況について懇談しました。 特に梅雨末期に向けて、土砂災害や洪水災害に対する的確な解説が求められていることがわかりました。 本年3月に続き二度目の訪問となりました。市役所ではツルの模型が出迎えてくれました。宇和盆地は豊かな自然環境に恵まれ、越冬に飛来するツルと共生できるよう目指しているそうです。 ↓西予市ホームページ、広報せいよ8月号(P.10)に関連記事が掲載されています。 http://www.city.seiyo.ehime.jp/index.html 広報せいよ8月号(pdf 11MB) |
平成30年6月18日 伊方町長を訪問しました | |
高門清彦町長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを確認しました。東西に細長い佐田岬半島の影響による大雨の土砂災害や強風害について懇談しました。 昨年5月に続き二度目の訪問となりました。町には、地域特有の風を利用した風力発電風車がたくさんあります。 佐田岬半島の中ほどに設置しているアメダス瀬戸では、南よりの風が強まることが多く、2004年9月7日には屋外での行動は極めて危険な、最大風速43メートルの猛烈な風が吹きました。 |
平成30年6月18日 八幡浜市長を訪問しました | |
大城一郎市長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを確認しました。大雨による土砂災害や洪水害、それらに対する避難に関する情報発令について懇談しました。
多くの岬と湾でできた変化に富む地形を考慮した、防災情報を提供することが重要だと感じました。 昨年12月に続き二度目の訪問となりました。八幡浜市はかんきつ栽培が盛んで、来年5月には世界からマーマレードが出品される大会が開かれるそうです。市庁舎にかかる開催をPRするオレンジ色の垂幕が目を引きます。 ↓広報やわたはま7月号(P.26)に関連記事が掲載されています。 広報やわたはま7月号(pdf 4.3MB) |
平成30年6月14日 愛南町長を訪問しました | |
清水雅文町長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを確認しました。南海トラフ巨大地震による津波災害や洪水、土砂災害をはじめとする気象災害の防災対応について懇談しました。 昨年12月に続き二度目の訪問となりました。愛南町には外泊(そとどまり)という石垣の里があります。民家の周りに石垣を積み上げて、暴風から生活を守ってきたそうです。 気象災害の防止には、このように自然現象を受けとめる先人の知恵と、防災気象情報という現代の知恵を活用することが大切だと感じました。 ↓公式facebook、広報あいなん7月号(P.10)に関連記事が掲載されています。 https://www.facebook.com/ぎゅぎゅっと愛南/ 広報あいなん7月号(pdf 7.4MB) |
平成30年6月8日 上島町長を訪問しました | |
宮脇馨町長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを確認しました。
上島町は4町村が合併して上島四兄弟と呼ばれ、多くの島から構成されています。島特有の土砂災害や高潮災害などの防災対応について懇談しました。特に台風災害への対応には交通事情に留意する必要があると感じました。 昨年12月に続き二度目の訪問となりました。町役場のある弓削島には島伝いのアクセスです。しまなみ海道で因島からフェリー約3分で生名島へ、生名橋を渡って佐島へ、弓削大橋を渡ると町役場。潮風を感じる町でした。 ↓上島町ホームページに関連記事が掲載されています。 https://www.town.kamijima.lg.jp/ |
平成30年6月8日 今治市長を訪問しました | |
菅良二市長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを交換しました。昨年の台風による避難に関する情報や土砂災害、蒼社川をはじめとする中小河川の災害などについて懇談しました。
中心街のある平野部、山間部、島しょ部と、変化に富んだ地勢から発生する災害の特性をよく理解して、普段からの備えが大切だと感じました。 また、新たに設置された災害対策本部室を見学させていただきました。直ちに防災対応できるよう情報収集や防災活動に必要な機能が集中していました。 防災活動に活用しやすいタイミングや内容で、気象情報を提供していきたいと思います。 ↓今治市ホームページに関連記事が掲載されています。 (6月8日のところです) http://www.city.imabari.ehime.jp/ |
平成30年6月6日 久万高原町長を訪問しました | |
河野忠康町長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを確認しました。中予地方局久万高原土木事務所大規模氾濫に関する減災対策協議会に出席した後に、引き続き大規模氾濫に備える地域の取り組みについて懇談しました。
避難勧告等の判断伝達マニュアル策定への助言や防災教育、自治会等を対象にした防災講演会などに、協力していきたいと思います。 昨年9月に続き二度目の訪問となりました。本日は梅雨の雨でしたが、町の平均標高が約800メートルあって、さわやかなリゾート地をイメージできる町です。 |
平成30年5月28日 松野町長を訪問しました | |
坂本浩町長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを確認しました。昨年の台風時の避難に関する情報発令や大雪による断水等の被害について懇談しました。 昨年12月に続き二度目の訪問となりました。町で開催される防災フェアに、気象台から啓発パネルや気象測器等を展示・解説して、住民のみなさまに防災を身近に感じていただけるよう、協力していきたいと思います。 |
平成30年5月28日 宇和島市長を訪問しました | |
岡原文彰市長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを確認しました。 昨年11月に続き二度目の訪問となりました。土砂災害の軽減や南海トラフ巨大地震による津波からの避難対策、大雨警報の基準等、防災に関わる重要なお話を伺うことができました。 ガッシリ握手していただき、信頼される気象台を目指すという思いを強めました。 |
平成30年5月25日 新居浜市長を訪問しました | |
石川勝行市長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを交換しました。
大雨時の小河川の増水や土砂災害などの災害特性や避難勧告等の発令・解除と気象警報について懇談しました。
洪水災害への対応として気象庁ホームページで提供している洪水警報の危険度分布をご説明しました。 避難勧告等の判断により役立つよう、適切なタイミングで防災情報を提供していくことが重要だと改めて感じました。 |
平成30年5月24日 四国中央市長を訪問しました | |
篠原実市長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを交換しました。
法皇山脈から吹きおろす局地的な強風であるやまじ風や水害など特徴のある災害について懇談しました。
そして、やまじ風の発生が予想される場合には、気象情報に、やまじ風に注意を要する時間帯と予想される最大瞬間風速を含めてお知らせしていることをご説明しました。 日本夜景遺産に認定されている具定展望台からは、やまじ風の吹きおろす市街地と燧灘を一望できました。 ↓四国中央市ホームページに関連記事が掲載されています。 https://www.city.shikokuchuo.ehime.jp/ |
平成30年5月17日 内子町長を訪問しました | |
稲本隆壽町長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを交換しました。
町長から力強く握手をしていただき、関係を深めることができました。 昨年8月に続き二度目の訪問となりました。町の伝承行事として有名な、大凧合戦や100畳凧を揚げる小田川は、上流に降った強い雨で短時間のうちに増水することもあるとお聞きしました。 地勢を把握した上で気象解説する必要があると感じました。 ↓内子町ホームページに関連記事が掲載されています。 http://www.town.uchiko.ehime.jp/ |
平成30年5月17日 鬼北町長を訪問しました | |
兵頭誠亀町長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを確認しました。 昨年11月に続き二度目の訪問となりました。鬼のまちづくりを進める鬼北町には、二体の鬼がいます。力強い鬼王丸(おにおうまる)とやさしいまなざしの柚鬼媛(ゆきひめ)が町を見守っています。 気象台は的確な防災情報を提供することで、町を見守っていきます。 ↓広報きほく7月号(P.16)に関連記事が掲載されています。 広報きほく7月号(pdf 13.6MB) |
平成30年5月14日 松山市長を訪問しました | |
野志克仁市長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、地域の災害特性や災害対策本部の設営・運営等について懇談しました。
市長と気象台長で災害の軽減を目指して、しっかり連携していくことを約束しました。 初めての訪問でしたが、懇談や気象台長の防災コミュニケーションカードをお渡しすることで、信頼関係を深めることができました。 ↓野志市長の活動ブログに関連記事が掲載されています。 http://noshi-k.seesaa.net/ |
平成30年5月11日 伊予市長を訪問しました | |
武智邦典市長とお会いして、ホットラインの確認と気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、防災について懇談させていただきました。
伊予市は平野部と「しずむ夕日が立ちどまる町」としてよく知られた瀬戸内海に面する地域、それに接する山地からなり、気象特性が大きく異なるため、
地域の特性をよく理解して解説することが重要だと感じました。 昨年9月に続き二度目の訪問となりました。昨年の台風第18号に対する市の防災対応や災害発生状況等についてもうかがうことができ有意義でした。 ↓広報いよし6月号(P.14)に関連記事が掲載されています。 広報いよし6月号(pdf 1.9MB) |
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平成30年5月11日 松前町長を訪問しました | |
岡本靖町長とお会いして、昨年の台風第18号による暴風と大雨に対する、町の防災対応などをお聞きしました。
気象庁が昨年からホームページで提供している洪水警報の危険度分布を活用されたとのことでした。
気象台からは地域の防災支援についてご説明し、ホットラインを確認しました。水害に対しては満干潮の影響も考慮して解説することが重要だと感じました。 ↓松前町ホームページ、公式facebook、広報まさき6月号(P.19)に関連記事が掲載されています。 http://www.town.masaki.ehime.jp/ https://www.facebook.com/masakibousai/ 広報まさき6月号(pdf 35MB) |
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平成30年5月9日 砥部町長を訪問しました | |
佐川秀紀町長とお会いして、ホットラインの交換と防災情報の活用や気象庁防災支援チームなど、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明し、
防災について懇談させていただきました。 昨年8月に続き二度目の訪問となりました。伝統工芸品の砥部焼きが有名で、町役場に至る国道33号線に設置されている砥部焼きモニュメントが迎えてくれました。 ↓広報とべ7月号(P.5)に関連記事が掲載されています。 広報とべ7月号(pdf 6.5MB) |
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平成30年5月9日 東温市長を訪問しました | |
加藤章市長とお会いして、気象台が取り組む地域の防災支援についてご説明しました。
懇談を通じて、市の防災体制に役立てていただけるよう、気象台から防災情報をわかりやすく解説することが重要だと改めて感じました。 昨年11月に続き二度目の訪問となりました。市役所庁舎から松山市を経て伊予灘の島々が見えて、市内を流れる重信川が急勾配なことを実感できました。 ↓広報とうおん6月号(P.27)に関連記事が掲載されています。 広報とうおん6月号 |
松山地方気象台ホームページをご覧いただきありがとうございます。 台長の熊原義正(くまはらよしまさ)です。松山地方気象台には縁あって2回目の勤務となり、1年が過ぎました。 松山地方気象台は、暴風雨の大被害をきっかけとして、1890年(明治23年)に現在の松山東警察署敷地内において、愛媛県立の松山一等測候所として業務を開始しました。その後、現在の松山市北持田町に移転して今年で90年となります。当時の佇まいを伝える庁舎は地域のみなさまから親しまれ、春のシーズンには構内の桜に足を止めたり俳句を詠んだりする方もいます。 愛媛県は豊かな自然に恵まれた穏やかな地ですが、自然災害とは無縁とはいえず、台風や梅雨前線による大雨災害、地震災害等も発生します。このため、気象台は、一人ひとりが自然災害から身を守れるよう、防災情報の迅速で的確な発表に取り組んでいます。 松山一等測候所を設立した先人の思いを引き継ぎ、地域の防災に貢献し、信頼される気象台を目指します。 平成30年4月9日 松山地方気象台長 熊原 義正 |