台長挨拶

台長の写真

宮古島地方気象台長
金城 康広
(きんじょう やすひろ)

 宮古島地方気象台のホームページをご利用いただき、ありがとうございます。
 宮古島地方気象台は、1937年(昭和12年)10月28日に中央気象台附属宮古島測候所として業務を開始して以来、宮古島地方の気象、地震・津波等の監視を続け、今年で創立87年目になります。日々さまざまな防災気象情報を防災機関等や住民、当地を訪れる多くの方々に提供しています。
 宮古島地方では、年間平均で4.2個の台風が接近しています。過去には大きな台風災害を経験しており、1959年宮古島台風(サラ)、1966年第二宮古島台風(コラ)、1968年第三宮古島台風(デラ)、近年では、2003年第14号台風(マエミー)で甚大な被害が発生しています。また、地震・津波では、1771年には石垣島南東沖を震源地とする「明和の大津波」により多くの犠牲者が出ています。
 気象等の災害から身を守り、避難などの適切な行動をとるためには、防災気象情報を有効に活用することが重要です。宮古島地方気象台では、防災機関等と連携した防災訓練や出前講座などの取組、わかりやすい防災気象情報の提供を通じ、地域の防災力向上および皆さまの安全・安心の確保と、自然災害の防止・軽減に努めてまいります。
 引き続き、宮古島地方気象台の業務に対し、皆様方のご理解とご高配を賜りますようお願い申し上げます。
 

(令和6年4月1日)