クロスロード防災気象情報編のご案内

クロスロード(crossroad)とは、「分かれ道」、「分岐点」のことで、そこから転じて、重要な決断、判断を意味します。

災害対応カードゲーム教材「クロスロード」は、「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」(文部科学省)の一環として、チームクロスロード(矢守克也京都大学防災研究所教授、吉川肇子慶應義塾大学商学部教授、網代剛産業技術大学院大学助教)によって開発されたもので、チームクロスロードの著作物であり、商標登録されています。

災害時には、「人数分用意できない緊急食料を配るか、配らないか」などの難しい判断(ジレンマ)を迫られることが多く、「クロスロード」では、このような災害時のジレンマを設問として、自分ならどう考えどう判断するかを参加者同士で話し合うことができ、参加者が災害対応を自らの問題としてアクティブに考えることができます。

クロスロード防災気象情報編とは

クロスロード防災気象情報編は、自治体や防災活動団体等による防災啓発活動を支援することを目的に、名古屋地方気象台がチームクロスロードと覚書を締結したうえで作成したものです。警報等の防災気象情報が発表されたときのジレンマを感じるような防災対応場面を設問にしています。

ゲームを通して、楽しみながら、防災気象情報に関する知識や防災対応の判断力などの向上につながることが期待されています。

クロスロード防災気象情報編の実施をご希望される場合は

長野地方気象台では、名古屋地方気象台から貸与されたクロスロード防災気象情報編を使ったワークショップを実施します。長野県内の自治体や防災活動団体等が研修等でクロスロード防災気象情報編の実施をご希望される場合は、長野地方気象台より講師を派遣しますので、遅くとも1ヵ月前までに長野地方気象台にご相談ください。

なお、業務の都合によりご希望の日時に職員を派遣できない場合がありますのでご了承ください。(土曜日・日曜日・祝日・平日夜間の派遣はできません。)

(窓口)長野地方気象台 業務・危機管理担当

 TEL 026-232-2738 (平日08:30~12:00、13:00~17:15)

出前講座申込書をダウンロードして記入いただき、電話にて連絡願います。