1962年(昭和37) 7月 県北部中部の大雨

概況

7月1日から8日にかけて梅雨前線が九州北部に停滞し、この前線上をつぎつぎに小さい低気圧が通過したため県内の総降水量が400mm から900mmに達するという記録的な大雨となった。 この大雨は1日~3日の県下全域にわたる大雨、4日の県北部の大雨、5~6日の県北部中部の大雨、7~8日の県中部北部の大雨と4回に分けられる。

昭和37年7月1日09時~7月9日09時の天気図

被害

死者 0人
重軽傷 18人
全壊家屋 65棟
半壊家屋 33棟
床上浸水 2271棟
道路損壊 251件
橋梁流失 30件
堤防決壊 136件
山がけ崩れ843件

各地の日雨量(mm)

7月1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 総雨量
佐世保 133 52 33 71 148 0 170 16 623
御厨 140 50 24 111 140 0 65 11 541
平戸 90 66 31 76 128 1 55 15 462
佐々 140 95 70 131 114 - 158 5 713
松浦 81 76 24 79 134 1 99 3 497
世知原 139 103 62 127 146 0 136 7 720
湯江 117 73 148 29 79 451 70 974

気象庁リンク:梅雨前線による大雨 昭和37年(1962年) 7月1日~7月8日 関東以西の各地に大雨、佐賀県で大規模な土砂災害。

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