1999年(平成11) 8月 対馬の大雨

概況

日本海の低気圧からのびた前線が対馬海峡を経て華南に達し、この前線上を低気圧が通過し、南から湿った暖かい空気が流れ込んだため大気が不安定な状態となった。
この災害をもたらしたのは局地的な大雨で、気象庁が対馬に設置している雨量計周辺では強い雨は観測しなかった。
豊玉町役場では、日降水量236.5mm、日最大1時間降水量75mm(20時から21時)、峰町役場では、日降水量119.5mm、日最大1時間降水量80.5mm(19時から20時)を記録した。

平成11年8月27日09時の天気図

被害

死者 1人
半壊家屋 4棟
床上浸水 116棟
床下浸水 234棟
道路損壊 1件
山崖崩れ 25件

豊玉町役場の毎時雨量(mm)

  時\日 8月26日 27日
1
2
3
4
5
6 5.0
7 18.0
8 4.5
9 10.5
10 18.5
11 20.0
12 17.0
13 0.5
14 1.5
15
16
17 7.5
18 15.0
19 39.0
20 63.5
21 1.0 75.0
22 5.0 36.5
23
24 2.0
日計 103.5 236.5
総計 340.0
最大1時間雨量 75.0
同上起日時 27日21時

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