新潟県の気象災害

 気象が原因となって起こる災害にはいろいろあります。気象現象により大きな災害が起こるおそれがあると予想したときには大雨や洪水、暴風などに関する警報を発表して警戒を呼びかけます。天気変化に注意するとともに警報が発表されたら、十分に注意し早めの対策をとりましょう。

 最新の気象情報に注意し災害に備えるとともに、平時から過去の災害事例を知り、いざというときの教訓とすることも、災害軽減にとって必要です。日本では毎年のように気象災害が発生し、平成21年も中国・九州北部豪雨などで大きな被害が出ました。新潟県内でも「平成16年7月新潟・福島豪雨」では多くの方が亡くなるなど大きな災害となりました。この事例を含めてこの50年あまりの間に新潟県内で発生した大雨や台風、高波、大雪による主な気象災害について述べます。