岡山県の気象解説

岡山県は、島々と平野部からなる瀬戸内側、吉備高原と盆地を中心とした内陸部、中国山地の3つに大別されます。これらの地形や地理的条件がそれぞれの気候特性として現れています。
     
    ・瀬戸内側
 温暖で、降水量は年間を通して少なく、年間降水量は1000~1300mmです。
    ・内陸部
 瀬戸内側に比べて気温はやや低く、年間降水量は1300~1500mmとやや多いです。
    ・中国山地
 気温はかなり低く、年間降水量は1600~2000mmで、冬季の降水量が多いです。県北東部の一部には、広戸風という特殊な風が吹くことがあります。
     
岡山県ではこのような気象特性から県内を 南部、北部に分けて天気予報を発表しています。また、警報・注意報は県内27市町村に分けて発表しています。
     
     

台風のコースで見る岡山県の特性

台風のコースで見る岡山県の特性
     
  ↑(台風接近時の岡山、津山における風の状況も掲載しています)

年平均気温の等値線(℃)(1991~2020)

年平均気温の等値線

年総降水量の等値線(mm)(1991~2020)

年総降水量の等値線

気象災害と気象災害に結びつく大気現象

    気象災害と気象災害に結び付く大気現象を取りまとめたものです。