近畿地方の天候

近畿地方の天候 - 2017年秋(2017年9月~2017年11月)

******* 天候概況 *******

「10月の顕著な多雨と日照不足」

秋の降水量は平年比181%となり、1946年の統計開始以降、多い方からの3位となりました。特に10月は顕著な多雨となり、中旬から下旬にかけて、秋雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多く、10月22日から23日は台風第21号が、10月29日には台風第22号がともに近畿地方の南の海上を通過した影響で、荒れた天気となり広い範囲で大雨となりました。

また、秋の平均気温は平年差-0.4℃で低くなりましたが、秋の平均気温が低くなったのは、2002年以来、15年ぶりとなります。

近畿地方:気温は低く、降水量はかなり多く、日照時間は少なくなりました。

日本海側:気温は低く、降水量はかなり多く、日照時間は平年並となりました。

太平洋側:気温は低く、降水量はかなり多く、日照時間は少なくなりました。

2017年秋の気温・降水量・日照時間の分布図